ネットバトルではなく議論・批判をしよう!

「ネットバトル」はしたくないけど「議論」はしたい!

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上の記事を読んでもわかるように、喧嘩は不毛です。でも「喧嘩」と「議論」は紙一重で、少しの意識改革でバトルではなく、お互いが情報を得られメリットになる場合ができるのではないかと思っています。

ヒトデさんのブログの「ネットで喧嘩(バトル)しても良い事無いから止めときましょう」を読んで、確かに関わらないのもありだけど、ちょっとの意識改革でよりよい世界になるんじゃないの?と思ったところをまとめてみます。

「喧嘩」と「議論」

喧嘩ってお互いが正義だと思って、ただ殴り合っている状況、議論や批判はルールに則ったスポーツみたいなものだと思っています。喧嘩は勝つか負けるかの勝負ですが、議論はすることで勝敗よりも自分の考えを深めたり、相手の意見を取り入れさらなる成長が可能です。

万が一完璧に論破出来たとしても、自分にとってマイナス

喧嘩はお互いにとってマイナスですが、議論・批判はどちらにもプラスになる可能性があります。もしインターネット上で行われるのが喧嘩では無く、議論ならもっと良い世界になるでしょう。

「批判」について

1.物事に検討を加えて、判定・評価すること。「事の適否を批判する」「批判力を養う」。
2.人の言動・仕事などの誤りや欠点を指摘し、正すべきであるとして論じること。「周囲の批判を受ける」「政府を批判する」。
3.哲学で、認識・学説の基盤を原理的に研究し、その成立する条件などを明らかにすること。

Source:コトバンク

「批判」と聞くとどちらかというと否定的で攻撃的な言葉に聞こえますが、実際はそうではなく物事を検討し、評価することとなっています。

つまり「お前は間違っている!!」と言うのは批判では無く非難で、批判するなら「お前は〇〇だから間違っている」の様に根拠が存在する必要があります。

しかし、ただ単に根拠を提示して意見をぶつけるだけではどうしても攻撃的になってしまいます。じゃあどうやって「批判」するのか?

批判的思考の重要性

そこで重要なのが「批判的思考(critical thinking)」という考え方。

これは僕が通っている大学で再三再四、心理学系の教員だけでなくいろいろな先生から言われていることで。、文字通り批判的に物事を考えるという意味なのですが、「お前は〇〇だから間違っている」と言うにしても、結論が出たから安易に思考停止するのではなく、他の原因・相手の立場や環境・自分の間違いなどを反芻する様に考え直すことで、思考力が深まりよりよい意見が得られます。

ここで大事なのは思考の結果ではなく思考することにあります。

こんな経験はありませんか?夜中にレポートや記事を自分の思いのままに書き上げ「最高の出来だ」と思った次の日の朝、改めて読み返してみると「もっとここをこうした方がいいんじゃないか」と。

生きていく上で直感的なものは必要ですが、それを掘り下げて行くことはもっと重要だと思っています。

とりあえず相手の立場に立って考えてみる

批判的思考をするというのは、認知的負荷が掛かりある程度の慣れが必要です。普段やったことない人はどうすればいいのか。とりあえず「相手の立場に立って考えること」をおすすめします。

批判的思考の例としては、自分の子供が学校のテストで0点を取ったとします(筆者に子供はいませんが)。その場合安易に「勉強しなかったから0点取ったんだ!もっと勉強しろ!」と言えますが、ここで子供の立場に立ってみます。
もしかしたらテスト前日に外食に行って気分が浮ついていたことが原因かもしれません。他の生徒や先生に虐められてそれどころではないのかもしれません。ゲームばかりしていて勉強していなかった可能性もあるでしょう。

ぱっと考えつくだけでも3つほど出てきますし、それを考慮した際の子供への諭し方は変わってくると思います。

SNSで発言する際にも批判的思考を

SNSで発言する際にも批判的思考を取り入れ、「攻撃的でないか」「エビデンスがあるか」「相手の立場」などを投稿する前に3秒でもいいの考える習慣がつくと、「喧嘩」ではなく「議論」や「批判」になってより平和になるような気がしています。

老若男女、ジャンルを問わずいろいろな人が存在するSNSを、自分が王様気取りになって気分が良くなる場所ではなく、みんなが楽しめる平和な場所になったらなあと思う所存です。

P.S 僕も喧嘩を売られたり、誹謗中傷を言われたら逃げます。根拠のある議論や批判は喜んで受け付けてます。