iPad mini 第6世代ユーザーからみた「Galaxy Z Fold3」と「Surface Duo 2」の悩み所をまとめてみました。
iPad miniはポケットに入れることができず、持ち歩くにはカバンが必須。電車内など移動中で使う際にも、スマホほどの気軽さはありません。
そこで、折りたたみスマホをと考えているのですが、色々考えていると悩ましいと思っています。
折りたたみスマホに求める機能
- ポケットに入れてでどこでも持ち運べる
- ペンでメモ書きできる
折りたたみスマホに求めるのは、この2つです。カバンを持たずにどこへでも持っていくことができ、会話中などに気軽にサッと取り出して、メモできることが重要です。
この2つの条件を満たすのは、「Galaxy Z Fold3」と「Surface Duo 2」です。
「ポケッタブルであることは重要?」
ポケットから気軽に出し入れできることは、重要でしょうか?
ポケットに入ることのメリットは、大きいといえます。電車の待ち時間や車内で、サッと取り出して使えます。特に立っているときにカバンにアクセスする必要がないというのは魅力的です。また、隙間時間にカフェやランチに行くときに、カバンが不要になるのも良い点です。カバンを持たずに、タブレットサイズの画面が手に入ります。
しかし、iPad miniを使える・持ち運べるシーンでは、折りたたみスマホの出番はあまりありません。理由は色々ありますが、タブレットアプリの完成度だったり、タスクの切り替えだったり、気兼ねなく使える感じだったり、iPadの方が快適です。
これまで使ってきたGalaxy Z Fold2やSurface Duoなどは、文字通り「ポケッタブル」な場面のみでしか使わなかったのも事実です。
「ペンを使えること」
iPad mini 第6世代も、Galaxy Z Fold3も、Surface Duo2も、ペンの書き心地そのものについては、心配不要でしょう。それ以外で、注目すべきポイントは、本体サイズとPCとの連携です。
まず、本体サイズと構造について。Galaxy Z Fold3は、iPad miniよりも小さく、スペースの狭さは気になる部分です。どうしても、スマホにメモしている感は残るはず。Surface Duo 2はiPad mini同等のサイズな反面、カメラの出っ張りがあるため書いたときにどうなるかは気になる部分です。
PCとの連携は、書いたメモを後で見直すという点で大事なポイントです。これは、Windowsなら問題ないでしょう。Galaxyの場合、WindowsでGalaxy Notes利用するには、一手間必要になります。Surface Duoの場合はOne Noteを使うことになります。Macユーザーなら、SurfaceはOne Noteで可能ですが、Galaxyはアプリがないので難しいところです。
気兼ねなく使えることの重要性
やっぱり、折りたたみスマホは、気軽に使える域には遠いといえます。
iPad mini 第6世代は64GB+Cellularモデルでも、77,800円で購入できます。ペンとApple Care+でも10万円に収まります。一方Galaxy Z Fold 3は15万円超えは確実です。ペンや保証サービスなどを考えると、20万円は超えてきます。
折りたたみスマホは、どんなシーンでも気兼ねなく使える機能は備えていますが、価格や精神的な部分では、程遠いといえます。普通のスマホのようにいつでもどこでも使うなら、それくらいのコストは許容できるでしょう。しかし、コンパクトなタブレットの代わりとして、そこまでのコストは許容できません。
iPad miniを使いつつ、まだ、しばらくは”待ち”かもしれないなと思っています。
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