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【レビュー】「Mi Notebook Air 13.3 2018 (Mi Laptop Air)」を使ってみたけど、長期間使うならあまりおすすめできない

Mi NoteBook Air 13 Microsoft

Xiaomiが出しているノートパソコン「Mi Notebook Air 13.3 / Mi Laptop Air 13.3」の2018年モデルを購入しました。今回レビューするモデルは、第8世代Core i5・RAM8GB・GeForce MX150のGPU搭載。

数日使って見たのですが、コスパというところだけを見てしまうと駄目だよというお話も。

第8世代Core i5搭載「Mi NoteBook Air 13.3(2018)」のおすすめ設定、英語キーとBluetooth日本語キーの併用など
以前記事で紹介しましたが「Mi NoteBook Air 13.3 / Mi Laptop Air ...

実際に行った初期設定はこちらの記事をどうぞ。

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デザインはいいけど、質感は少しチープ

Mi Notebook Air 13
天板はロゴなどもなく、シンプルなデザイン。アルミボディなので質感は高いのですが、MacBookと比較すると剛性が弱く少したわむ印象。他社のデザインのいい薄型ノートの廉価モデルあたりと同等。

Mi NoteBook Air 13
ディスプレイ部分は、一面ガラスでオシャレな仕上がり。安いノートPCだとフレームがプラスチックでチープな感じになりますが、こちらはその点高級感があります。

端子類はUSB-Aが左右に1ポートずつ、左側にHDMI、イヤホンジャックがあり、右側にUSB Type-Cがあります。個人的にはHDMIポートがあると、このポートを利用して外部ディスプレイやプロジェクターに出力できるのがプラスポイント。USB Type-Cでもできますが、充電も兼ねていて、同時に両方できるというのがみそ。(別にUSB Type-Cが2つでも構いませんが)

キーボードの打鍵感も良好

Mi NoteBook Air 13
シルバーモデルではキーも同色で高級感があった一方、グレーモデルはキーがブラックで、写真だと少しチープに見えていました。実際に目にすると、キー自体のクオリティが高く、少し前のMacBookのような見た目です。

キーの打鍵感は、しっかりと沈みこむ上に反発感もあり、非常に良好。長時間打っていられるタイプのしっかりとしたキーボードですね。こちらはチープさを感じません。

トラックパッドと指紋認証はまずまず

Mi Notebook Air 13
指紋認証に関してはスマートフォン程スムーズとは言えないものの、指を載せるだけで認証できるので便利。ただ、手汗だったり少し湿っていたりすると認証精度が落ちてしまうのはマイナスポイント。

トラックパッドの滑りや操作感に関してはSurfaceやMacBook Proと遜色ありません。ただ面積自体はもう少し広くても良いかもしれません。

バッテリー持ちはよくない

バッテリー持ちに期待すると後悔します。普通に持ち出して利用すると大体5-6時間程度。ブログやコードを書いたりブラウジングをしたりといった基本的な用途でその程度ですね。

省電力設定などを駆使したりすれば、もう少し利用できるとは思いますが、これまで使用してきたLG gramやMacBook Proと比較すると、ちょっと使うだけでモリモリ減っていきます。5時間程度は持つので、ある程度は外出先でも安心して使えますが、長時間作業する場合は電源があるかを気にした方が良いですね。

使用できた充電器

筆者の手元にある充電器で充電できるか確認したところ、手持ちのすべてでは充電が確認できました。基本的にUSB PDに対応しているものであれば使えると思います。

ちなみにケーブルはApple純正のものか、AmazonベーシックのType-Cケーブル(3.1Gen1)を使用しました。


AmazonベーシックのUSB Type-Cケーブル(3.1Gen1)は、規格的にも、スマホやパソコンの充電に使ったり、ケーブル自体も丈夫だったりと、とりあえず一本あると重宝するケーブルですね。

2年使うなら:万人向けではない

  • 値段が高い
  • サポートが無い
  • 日本向けでない
  • アップグレードできない

しばらくメインパソコンとして利用してきましたが、バッテリー持ちには不満があるものの、全体的に仕上がりもよくかなり満足度の高いノートパソコンだと思います。しかし、誰にでもおすすめできる、めっちゃ良いパソコンかと言われれば疑問符がたくさん灯ります。

Inspiron 13
まず、Mi Notebook Airの13インチモデルは値段的にも800ドル(約85,900円)から900ドル以上するなど高価。似たようなスペックのパソコンであれば、DELLのInspiron 13 5000シリーズが11万円程度からありますし、他にもMateBook X Proなどが候補にも挙がってきます。GPUを気にしないのであれば8万円以下で、日本国内のノートパソコンが買えてしまいます。

さらに、他社の国内販売されている製品はサポートが受けられる一方、Mi Notebookに関しては国内でサポートも受けられません。サポートも加味したコスパを考えるとあまり良くありません。

キーボードもUSキーボードなので、普段JISキーボードを使っている人なら慣れたり、使いやすくするためのセッティングが必要になったり、そもそもOS自体の言語変更の必要もあります。

SSDのアップグレードぐらいしかできず、RAMの増設もできないので、正直なんとなく安いから買ってみるのは、やめておいた方が良いと思いますね。

じゃあ誰におすすめ?

  • デザインが気に入っている
  • デフォルトの性能で満足
  • 長期間使わない

デザインが他のどのパソコンよりも気にいって、そのままの性能で満足できるならアリ。「Mi Notebook Airしかない」と思って買うなら問題は無いと思いますが、上で紹介してきたような不満ポイントが引っかかるなら、他のパソコンにすべきかもしれません。


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