これまでドコモでメインのスマートフォンの回線に紐付ける形で、タブレットの回線を契約してきました。しかし、20GBをスマホとタブレットで共用だったため、心許ない状態に。それならいっそのことドコモのタブレット回線を解約して無制限の「楽天モバイル UN-LIMIT」にするのが良さそうだなと思ったので検討してみることにしました。
楽天:スマホのメイン回線は無理
このブログでは何回か紹介してきましたが、楽天モバイルを使いはじめて、筆者が感じた結論としては「メイン回線は無理」ということ。これは勿論エリアだったり、サービスの安定性だったり、会社の体制が心配だったりと不安材料が大きいため、日常使う回線としてはおすすめしてきませんでした。
そこで、筆者がおすすめしているのはサブ回線としての利用。メインの格安SIM回線のサブだったり、サブスマートフォンに入れたりして、重要ではない部分で活躍させるのが個人的にはベストだと感じていました。
ドコモの回線:20GBをスマホ・タブでシェア
筆者自身、サブスマホのデータ回線(通話はIIJmio)として使ってきたのですが、メインのIIJmioが割と快適に使えるため出番は控えめに。そんな状態なら楽天モバイルの回線はiPadやMatePadなどのタブレットに入れて使うのが最適だと思ったのでまとめてみることにしました。
タブレットで楽天回線を使うべき理由
データ量:うっかり動画を見すぎても安心
パートナーエリアの場合は5GB制限がありますが、楽天の自社回線エリアでは無制限で通信し放題。普段利用しているところがエリア内なら、うっかりモバイル回線で動画を見すぎてしまっても安心。特にスマホではなくタブレットでコンテンツを楽しむ習慣のある人にとっては、Wi-Fi回線とLTE回線の切り替え間違いは死活問題。ドコモでスマホとタブレットのデータ量が共通化している場合、一回のミスでその月はもうギガが足りない状況になってしまいます。
もし楽天エリア外で5GBを消費してしまっても、日常絶対に快適に通信できる必要のあるスマートフォンのデータ量には影響せず、被害は最小限で済ませることができます。
エリア:タブレットならそこまで重要視しない
タブレットの通信回線の安定性を重視するなら楽天モバイルのエリアは問題点に挙がりますが、Twitterをしたり動画をみたり、電子書籍を読んだりといったエンタメ用途なら、少々繋がらなくても大した問題にはなりません。とりあえず1年間無料の間は妥協しながらでも使える環境にはなっています。
価格:1年無料・それ以降2,980円
とりあえず1年間は無料で試せるのも大きなポイント。”無料”なので、通信エリアが狭かったり、品質が悪かったりしても妥協ができますし、1年間使ってみて自分の普段の生活圏内の通信品質が改善されなければ、解約して別のキャリアを探すこともできます。
あくまで筆者の場合ですが、ドコモでタブレットの回線を維持するのにか掛かっている費用が約3,000円程度。1年間はお得に利用できる上に、次年度以降もそれほど値段が変わらずに、データ容量も多く利用できるのであれば、価格の面でも十分に導入する価値があるといえるでしょう。
順次エリアの拡大がされており、こんなところが!?みたいなところが楽天自社回線に切り替わっていることもあります。
MatePad 10.4やiPadでは利用可能
- ◯:iPad
- ◯:MatePad 10.4 LTE
iPadに関しては楽天モバイルが公式に設定方法を紹介しており利用できます。Twitterなどをみていると結構古いiPad mini 4や9.7インチiPad Proなどでも動作確認されているようで、nanoSIMを利用する場合は新しいモデルしかダメみたいなことはなさそうです。MatePad 10.4 LTEに関してもAPNが自動的に設定され利用できる模様です。
総評:タブレットくらいがちょうどよい
一日に使用頻度の多いであろうスマートフォンでうまく通信できなかったりエリアが狭かったりすると不満が貯まりますが、タブレットの場合スマホより使う頻度は少なめ。使う頻度が少ないということは相対的にストレスを感じる場面が減ることになります。
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