スマートフォン(iPhone, Galaxyなど)のイヤホンジャックに、イヤホンの先の部分が折れて詰まってしまったときに使える対処法を紹介します(今回はGalaxy S10)。
振っても簡単に取り出せる気配はなく、分解すると防水機能はなくなりますし、修理に出すと高額な費用という絶望的な状況。ピンセットを使っても上手くいかず、ネットの情報をいろいろ見ていたらピンセットよりも快適に取り出せる方法があるというので試してみました。
スマホのイヤホンジャックに折れて詰まる
イヤホンジャックに詰まったときに真っ先に思いつくのがピンセット。これで簡単に取れれば良いのですが、スペースが足りず入らなかったり、十分な力が伝わらずピンセットの先が曲がったり、イヤホンジャックを傷つける可能性があるため、途中で諦めました。
用意するモノ
ストロー、アロンアルファ(ゼリー状がおすすめ)、綿棒の3つ。アロンアルファに関しては、通常のものでも行けるとは思いますが、ゼリー状の方が取り扱いしやすいです。綿棒も竹串などで代用可能ですが、接触面積がなるべく大きくなる様なものを選ぶと吉。
これに加えて接着剤が指に付いてしまったときのために、除光液などは用意しておくと後々助かるかもしれません。
やり方
はじめに、やり方を簡単にまとめておくと、ストローでイヤホンジャックを保護し、綿棒に接着剤を付けて詰まって中に入ってしまったイヤホンの端子をくっつけて取り出します。
まず、ストローそのままだと長いので先を少しだけカット。更にそのままではイヤホンジャックに入れることができないので。縦に割って少し幅を削ります。
綿棒に関しても長さを半分にします。普段耳に入れる部分は太すぎて入らないので、半分に切った切り口の部分を使います。
あとはイヤホンジャックに、ストローの切った物をしっかりめに差し込み、綿棒に瞬間接着剤をちゃんと付けて差し込み、5~10分程度放置。ストローと綿棒、折れた端子をセットで固定するイメージ。
接着剤瞬間接着剤がしっかり固まったら、ストローと綿棒を持って引き抜きます。一気に引き抜いたり、綿棒だけだと強度不足になるので、徐々に力を掛けながら引き抜きましょう。
筆者は一回目通常のアロンアルファでトライし、二回目にゼリー状のアロンアルファを使って上手く成功しました。接着剤のくっつく強度や塗り方が肝。付けすぎるとイヤホンジャック自体がダメになりますし、逆に少なすぎるとひっついてくれないので適度な量にする必要があります。
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