iPhone 12を購入するにあたり、国内版を買うか、物理的なSIMが2枚刺さる香港版を購入するか非常に悩んでいました。その前段階として試しに、iPhone 11の香港版を購入したのですが、通信が不安定なため、物理デュアルSIMなiPhoneはやめておくべきではないかと考え始めています。
物理デュアルSIMの何が魅力か?
- 2枚のSIMカードが挿入できる
- 海外版でもおサイフケータイ(Felica)と防水機能がある
海外版のメリットとしては、主に「物理デュアルSIM」と「ガラパゴス機能」の両立をiPhoneで行っていること。日本版は物理SIM + eSIM構成になっており、デュアルSIM機能はeSIMに対応したMNOやMVNOでなければ利用することはできません。
日本でまだeSIMを使えるキャリアは少なく、メジャーどころでは楽天モバイルとIIJmioのデータプランゼロのみ。筆者が使っているのはドコモ回線も、IIJmioのドコモ回線もeSIMが用意されていません。
筆者の場合、データ通信容量を分散させるためにSIMカードを分けたいのではなく、2つの電話番号が必要を一つにまとめたいというのが目的。2台にスマホを分けるのが面倒になり、香港版のiPhone 11を購入することにしました。
物理デュアルSIM、何が悪かったのか?
接続が、不安定。
結論としては、接続が国内版と比べて不安定、その一点のみです。ドコモのSIMに合わせる形で、楽天モバイルとIIJmioのSIMをそれぞれ挿して使いました。日常的に全く使えないレベルではなかったものの、確実に不満を感じるレベル。
どちらかのSIMの組み合わせにおいても、接続が切り替わる(基地局が変わる?)タイミングで不安定になる模様。電車内で使用していると時折、全く通信できなくなるタイミングが生じます。具体的には、大阪-神戸間の20分ほどの電車の中で、3~4回は通信できなくなる問題が発生しました。同じ場所にいるタイミングでは問題なく通信はできていました。
素直に2台持ちが安全かも?
物理デュアルSIMで、なおかつiPhoneであるというのは非常にメリットですが、それはあくまで通信が安定して行える場合のみ。不安定なら荷物が重くなってしまうものの、2台持つ方がマシかなと思い始めています。
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