「GPD Pocket3」を購入してしばらく使用してきました。レビューでも書いたように、高品質な仕上がりでガジェットとしては大満足でした。
ただ、「GPD Pocket3」は、筆者にあまりフィットせず、すぐ手放す結果となりました。MacBook AirサブノートPCとしてGPD Pocket3を購入したのですが、何が合わなかったのかをまとめてみます。
GPD Pocket3は完成度高い
- ポケッタブル or 小さなかばんに入れて持ち運ぶ
- iPad miniくらいのサイズでWindowsが動作
GPD Pocket3に期待したこととして、スキマ時間にサッと取り出して使うといった用途でした。ポケットに入れて持ち運んで、待ち時間にカフェで作業するといったことをイメージしていました。
iPad miniとは違い、GPD Pocket3は8インチサイズでフルのWindowsが動作するので、いつでもどこでもブログを書いたり、データ分析に使ったりできる理想のマシンでした。混雑した電車内で座ってブログ記事を書いたり、カフェの狭いスペースでも普段通りの作業ができました。
実際、レビューにも書きましたが、非常に高品質でガジェットとしては完璧で、上の用途は想定通りこなせました。
重さを妥協してもMacで十分:小さすぎる必要はない
ただ、よくよく使い込んでみると、わざわざ機動性を重視してGPD Pocket3を持ち運ぶ必要はないという結論に。重さを妥協しても、作業効率重視でMacBook Airを常に持つ方が、結果的に効率は高くなります。
GPD Pocket3がいくら完成度が高いとはいえ、キー配列や画面サイズは小さいです。そのため、作業効率は、MacBook Airに比べると体感80%くらいに(UMPCとしては十分なレベル)。
足りない20%分をMacBook Airの使えないシーンで利用して、機動性でカバーできれば良いのですが、筆者の生活スタイルでは、そこまで時間やスペースが限られることはありません。それも、たまにある程度。それなら、重さを妥協してMacBook Airを持ち運ぶ方が良いという結果に。
MacとGPD Pocket3の併用で作業効率が上がる!という感じではなく、お互いの利用シーンが被って、作業効率が落ちる場面が増えてしまいました。
GPD Pocket3の小ささは必要か?
GPD Pocket3の魅力は、MacBook Airを取り出せないシーンで、さっと取り出して使うことができる点です。移動と移動の合間などの隙間時間ににさっと取り出したり、パイプ椅子に付いた机などの限られたスペースで使うのに最適です。
あとは、立ったまま使うこともできるので、歩きながらPCを片手に抱えて操作することがあるなら、活用するシーンはあります。
GPD Pocket3を購入するなら、本当にそのコンパクトさが必要なのかはちゃんとチェックして購入しましょう。GPD Pocket3は725gあり、画面やキーボードの広さと重量を重視するならLIFEBOOK UHなどの選択肢もあります。
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