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【購入後】Apple WatchからHUAWEI WATCH GT 5 Proに買い替えて良かったところ・悪かったところ

ウェアラブル端末

Apple Watch Series6からHUAWEI WATCH GT 5 Proに買い替えて、約1ヶ月が経過しました。乗り換えてみて、実際の感想をまとめてみます。

概ねHUAWEI WATCH GT 5 Proに満足しています。ただし….

購入前の検討はこちら↓

【購入前】7年使ったApple Watchから「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」に買い替える
長らくApple Watchを使用してきましたが、昨年10月に発売開始された「HUAWEI WATC...
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HUAWEI WATCH GT 5 Proの方が良かった点

充電のストレスからの開放:常時点灯でも4〜5日持つ

HUAWEI WATCH GT 5 Pro
画面点灯常時ONで、週1, 2回ランニングでGPSを使うといった用途であれば、大体4~5日間利用することができます。公称で「常時点灯機能使用時で約5日間」なので、その通りのバッテリー持ち。Apple Watchと違い、毎日充電する必要がなくなったこともあり、充電に対するストレスからは開放されました。

専用充電器からの開放:Qi充電

HUAWEI WATCH GT 5 Proの充電ケーブル
HUAWEI WATCH GT 5 Proには、専用の充電ケーブルが付属していますが、規格はQi充電です。そのため、リバースチャージやバッテリーシェアに対応したスマートフォンであれば、
HUAWEI WATCH GT 5 Proを充電することができます。

長期の出張の際に、わざわざ専用の充電ケーブルを持っていかなくても、スマートフォンの背面から給電することができ、持ち物を減らすことができました。Apple Watchと違って専用充電器や充電ケーブルの問題から開放されたのはありがたいところでした。

質感:4万円でサファイアガラス

HUAWEI WATCH GT 5 Pro
HUAWEI WATCHは、カバーガラスにはサファイアガラス、フレームにはチタンを採用しています。Apple Watchなら11万円で手に入る質感が、4万円以下で購入することができてしまいます。

また、これまで使ってきたApple Watchのアルミニウムモデルは、Ion-Xガラスでした。耐久性があるとはいえ、サファイアガラスと異なり、フィルムを貼らないと絶対に傷がつきます。しかも、カバーガラスがラウンドしているため、どうしても剥がれてくるので、定期的に貼り直す必要がありました。HUAWEI WATCHになってフィルムを貼らずに利用できるようになり、この点でのストレスが軽減しました。

HUAWEI WATCH GT 5 Proでも困らなかったこと

センサーの精度

HUAWEI WATCH GT 5 Pro
GPSの精度や心拍センサーなどの精度は高く、異常値などもなくApple Watchと変わらず使えています。HUAWEI WATCHのセンサー周りは、もともと昔から精度が高く、安定して使えるところが魅力でした。

ワークアウトの結果をAppleヘルスケアへ同期(Health SyncでOK)

ホーム - Health Sync
多くの人気のある健康とフィットネスアプリ間で、あなたの健康とフィットネスデータを同期します。自動同期...

Health Syncを使って、ワークアウト機能をAppleヘルスケアに書き出すことができています。心拍数やGPSでの移動の軌跡、ランニングのペースなどが問題なく転送できています。これまでApple Watchで蓄積してきた記録から継続して残すことができています。

アプリに600円の課金が必要でしたが、本体価格の差を考えると誤差みたいなものですし、データをAppleヘルスケアに蓄積できるので助かっています。

Apple Watchの方が良かった点

通知やロック解除などの連携

Apple Watch Series6
同じメーカー同士の製品ではないので、わかりきっていた部分ではありますが、iPhoneとの連携に関しては、HUAWEI WATCHよりもApple Watchの方が断然良いです。

例えば通知について、Apple Watchは、スマホでは通知音やバイブは鳴らず、ウォッチ側のみが反応するようになっています。一方HUAWEI WATCHは、スマホがバイブした後に、ウォッチも震えます。

更に、HUAWEI WATCHにパスコードを設定している場合、いちいち手入力でロック解除をする必要があります。Apple Watchであれば、装着してiPhoneのロック解除と同時に、Apple Watchのロック解除も行われます。1日に1, 2回程度しか入力しないとはいえ、面倒な部分です。

音楽を保存できること

Apple Watchは、Apple Musicの音楽を保存して再生することができます。一方HUAWEI WATCHは、音楽保存できるものの、Androidのみの対応です。しかも、サブスクリプションサービスから保存はできず、スマホ本体内の音楽を転送できるに留まります。

実用上の問題はないものの、わずかながらストレスは感じています。主に、スマートウォッチで音楽を聴くのはランニング時です。現状は、HUAWEI WATCHから再生せずに、一緒に持ち運んでいるスマートフォンから再生しています。プレイリストを決めたら、後は曲送り・戻しだけなので、イヤホンのタッチセンサーで対応できています。ただ、どうしてもプレイリストを変更したくなった場合や、イヤホンのセンサーの反応が悪く思った通りに曲送り・戻しができない場合に、いちいちスマホを触る必要があり、そこには面倒さを感じます。

話は逸れますが、Garminシリーズは、SpotifyやAmazon Music、YouTube Music、LINE MUSICなど幅広く対応しており、この部分では魅力的です。

ウォッチフェイス(文字盤)の完成度

HUAWEI WATCHの文字盤

HUAWEI WATCHの文字盤


ウォッチフェイス(文字盤)については、Apple Watchの方がフォントのバランスやデザインなどを考えると優れています。HUAWEI WATCHの文字盤は、どうしても高級腕時計を意識しているためか、それをディスプレイで再現しようとするあまりチープさが残っています。選択肢も多くありますが、正直どれを使ってもイマイチな印象です。

Apple Watchの方が、どの文字盤の完成度も高く、気分に応じて選ぶことができました。

ベゼルの傷つきにくさ

HUAWEI WATCH GT 5 Pro

Apple Watch 

ガラスについては、サファイアガラスのHUAWEI WATCH GT 5 Proの方がApple Watchよりも丈夫ですが、その周りのベゼル(フレーム)についてはApple Watchの方が傷つきにくくなっています。

HUAWEI WATCHはディスプレイのガラスとベゼルがフラットな設計になっています。そのため、画面を壁などで擦ると、ガラス部分に加えてチタンのベゼル部分も削れてしまいます。実際うっかり建物の壁で擦ってしまい、ガラスは無傷だったものの、チタンのフレームに傷が入ってしまいました。

一方Apple Watchはラウンドガラスを採用しており、ベゼルやフレームはガラス面と高さが異なります。そのため、ディスプレイにちゃんとフィルムを貼っておけば(それかサファイアガラスのチタニウムモデルを買えば)、ほとんど傷を気にせず利用することができます。今まであまり気にして来なかったのですが、この点はApple Watchの良い点でした。

一長一短すぎるHUAWEI WATCH GT 5 ProとApple Watch

HUAWEI WATCH GT 5 Pro
Apple WatchからHUAWEI WATCH GT 5 Proに買い替えてみて、思ったよりもHUAWEI WATCH GT 5 Proが生活にフィットしたというのが正直な感想です。半分、繋ぎみたいなつもりで購入してみましたが、コストパフォーマンスやバッテリー持ちの良さを考えると、HUAWEI WATCH GT 5 Proはストレスなく利用できています。特に、出張の際に専用充電器が要らないというのは、かなり助かっている部分ではあります。

記載したように、iPhoneとの連携といった部分ではストレスが残るのも確かなところです。「HUAWEI WATCHのコスパ・質感・バッテリー持ち」 > 「Apple Watchの連携の良さ・文字盤」といった感じのため使い続けるつもりでいます。ただ、この書きっぷりが表すように、微妙なバランスの上にこの選択に落ち着いています。HUAWEI WATCHとiPhoneの連携が高まるのが先か、Apple Watchのバッテリー持ちが伸びるのが先か…


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