HUAWEI WATCHやHUAWEI Bandは、睡眠の記録が可能で、日々の睡眠時間や深い睡眠・浅い睡眠・覚醒時間などの詳細を記録することが可能です。
HUAWEIヘルスケアアプリを通じてAppleヘルスケアにも転送可能ですが、デフォルトでは睡眠時間しか転送してくれません。
そこで、本記事ではHealth Syncアプリを用いた、睡眠記録の詳細の転送方法を紹介します。
デフォルトだと睡眠時間だけ(HUAWEIヘルスケア→Appleヘルスケア)
HUAWEIヘルスケアは、なぜかAppleヘルスケアにデータを転送する際、睡眠時間のデータしか転送してくれません。ワークアウトについてもそうですが、各サービスは、こうしたアクティビティのデータをほかに転送させてくれない傾向にあります。
ずっとそのサービスだけを使い続けるのであれば構いませんが、ほかのサービスに乗り換えたくなったり、サービスが終了する可能性を考えたりすると、日々のデータのバックアップを取っておくことは必須といえます。
Health Sync(有料600円)
そこで、使えるのがHealth Syncというアプリ。以前HUAWEI WATCHのアクティビティをAppleヘルスケアに転送する際に利用しましたが、Health Syncは、様々なヘルスケアサービス間で情報の同期を行ってくれるサービスです。AppleヘルスケアやFitbit、HUAWEIヘルスケア、Garmin Connect、Polar Flowなどのサービス間で情報のやり取りを行ってくれます。
1週間の無料トライアルのあと、永久ライセンスを購入するかどうかを選択します。App Storeで購入する場合は、600円で永久ライセンスを購入することができます。


設定方法
設定は簡単で、Health Syncアプリを起動し、Sleepの欄でHUAWEIヘルスケアからAppleヘルスケアに転送する形に設定するだけ。Fitbitなどにも転送したい場合は、転送先の設定で2つのアプリを設定し認証すればOKです。あとは下のSyncボタンを押して同期するだけ。
無料トライアル期間の場合、アプリをインストールした日付以降のデータしか転送できませんが、永久ライセンスを購入すれば、過去の日付のデータも転送できるようになります。
Appleヘルスケアの睡眠スコアも利用可能に

HUAWEIヘルスケア→Appleヘルスケアの順番で、9月16日分と17日分
うまく同期できていれば、AppleヘルスケアにHUAWEIヘルスケアで使用した睡眠記録データが転送されます。
ちなみにAppleヘルスケアはiOS26から睡眠のスコアリングにも対応しており、レム睡眠や深い睡眠の記録データが転送できるのであれば、他社製のバンドやウォッチ、スマートリングでもこのスコアリングを利用できます。
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