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【レビュー】「XPS 13 (9370)」を1ヶ月程度使用して、解像度は正義・細かな筐体クオリティがGood

Microsoft

デルアンバサダープログラムで「XPS 13 9370」をお借りしてそろそろ1か月が経とうとしています。これまでブログの執筆やデータ分析など、普段の様に使用してきて実際に感じた点、気づいた点などをまとめていきます。

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チープさを全く感じさせない高級感

XPS 13
XPS13を使っていて感じたのが、全くチープな部分がないという点。大抵のノートパソコンは、端っこを持ち上げたときに、天板がたわんだりきしんだりといったことがよくあるのに、このモデルはそれがありません。

外観はアルミボディ、内観はカーボンファイバーで出来ていて筐体の剛性は非常に高く、安心して持ち出すことができる上に、それでいて13インチで1.21Kgの重量に収まっているのがすごいところ。

XPS 13
更に、天板と内装の次合わせの部分にもチープさは全くなく、製品としてのクオリティの高さは、こういったモバイルノートパソコンではピカイチですね。

解像度の大きさは正義

XPS 13

LG gram(フルHD)、XPS 13(4K)


ノートパソコンに4K解像度は映像や画像以外では必要ないという稚拙な考えを改めさせられました。通常利用でも4KはフルHDディスプレイの製品と違いは歴然。上記の画像では、ページを拡大しているのでわかりにくいかもしれませんが、同じだけの情報量を表示させたときに、文字の一つ一つの見やすさは4Kディスプレイを搭載しているXPS 13の方が圧倒的に良好です。

これまで、13インチノートPCには、バッテリーのことや表示量を考慮しても1920×1080程度の解像度で十分と思っていたのですが、使い比べてみると3840 x 2160解像度のXPS 13の方が同じ情報量でも、細かな部分の精細感の違いが全体の見え方に大きな影響を及ぼします。

フォントやウィンドウの境界などにジャギーな感じがなく色が正確に表示されるだけで、目に対する負担も劇的に変化が。項目を判別するのにかかっていた負担が減り、画面の明るさを下げてもUIの細かな色のグラデーションを確認できるので、解像度が上がると目の疲れも減り長時間作業していても苦ではなかったです。

XPS 13
「『DELL CINEMA』なんて打ち出してるけどノートPCでは意味ないんでしょ」と当初は思っていましたが、めっちゃ「意味あり!」で「いつまで低解像度で消耗してるの?」という感じです。

USB Type-CとMicro SDで拡張性はそこそこ

XPS 13
左側にUSB Type-Cが2つ、右側にはイヤホンジャック、USB Type-C、MicroSDスロットを搭載。USB Aを使ったり外部ディスプレイに接続するにはハブが必要ですが、左右どちらにも接続できるので、ポートが足りなかったり、スペースの都合による制約はないですね。

Micro SDスロットがあることで、カメラで撮影した写真をそのまま取り込んで編集できるのもプラスポイント。

基本性能や打鍵感・バッテリー不満なし

XPS 13
今回お借りしたモデルはCore i7-8550U、RAM16GBモデルでしたが、基本的な性能には不満がなく、データ分析など負荷をかけた処理に関しても、快適に行うことが出来ました。バッテリーに関しても負荷をかければ減っていきますが、ブラウジングやWordなどのレポート作成、ブログ執筆、YouTubeの動画再生程度であれば7-8時間程度は利用できました。このあたりは使用状況によって大きく変わります。

キーボードの打鍵感に関してもストロークや打鍵音はお値段なりの安定感と静かさでしたし、トラックパッドに関しても滑りがよく広さも十分で、特に作業効率が落ちることはなく安定して、レポート作成に励めてよかったです。

スピーカーの音質もノートPCにありがちな安っさはなく、かなりハイクオリティで解像感もあり綺麗に聞こえます。ディスプレイが綺麗でスピーカーがだめだったら見るに堪えませんが、そんなこともありませんでした。

指紋認証は少し遅い?

XPS 13
全体的に良かっただけに少し不満が残ったのが、指紋認証。指が乾いているときにはすぐに認証してくれますが、湿ると少し精度が落ち認識しなくなることも。スリープからの復帰時もそういった点でもたつくことが合ったのは残念です。

今買うなら新モデル「XPS 13 9380」がおすすめ

XPS 13 9380
今回お借りしたモデルは「XPS 13 9370」でしたが、新モデルとなる「XPS 13 9380」が登場しています。CPUは第7世代(Kaby Lake)の改良版だった第8世代(Kaby Lake-R)から第8世代の(Whiskey Lake)へと変更され、世代は同じものの性能はアップ。デザイン面でも大枠は変わらないものの、9370までとは大きくことなり、インカメラが下部から上部へと移動し、使用時の映りが改善しています。

XPS 13
カラーバリエーションにも新色が追加され、プラチナシルバー(中が黒)、ローズゴールドに加え、外側がシルバー内側がホワイトのフロストが追加され、3色展開になっています。

新モデルは全体的にブラッシュアップされているので、これから買うなら9380をおすすめします。

ベストモバイルノートの候補

XPS 13
各社からこの画面サイズ帯のノートパソコンはいろいろ出ていますが、XPS 13は購入する際、WindowsノートPCのベースラインとして考えておくべきモデルだと思います。性能が似通う中、質感・重量・サイズ感のどれも80点は超えている優等生なモデルで、購入して失敗のないハイクオリティなノートPCだと思います。

最終的にどのパソコンを選ぶにせよ、XPS 13が非常に良くできているので、これと比較したうえで1㎏を切っていて欲しいとかではないかぎり、不満のない製品であると思いますね。


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