iPad ProのSmart Keyboard、使い始めた時は「最高の2in1デバイスになった」と喜んでいたのですが、約3ヶ月間利用してみた所自分の中で「SmartKeyboard」は「いらない」という結論に達したので、なぜそうなったのかを紹介したいと思います。
①筆者の環境的な理由
- 前:iPad Pro+MacBook Pro 2017
- 今;iPad Pro+MacBook Pro+ Mi NoteBook Air
まずSmartKeyboardが不要になった理由として、筆者のパソコン事情が変わったことも影響しています。iPad with SmartKeyboardを持ち歩きメインで使用し、Macは本当に必要なときだけ持ち歩くというスタイルでした。
筆者のWin機であったVAIO Proが4年間使用し、性能的にもバッテリー的にも厳しかったこと、更に大学で使う統計ソフトがWindowsにしか正式対応しておらず、新たにWindows PCとしてMi NoteBook Airを調達することに。
それに伴いMi NoteBookが常時持ち歩くパソコンとなったことで、わざわざキーボードがついてるデバイスを2台も持ち歩くのは無駄なので、SmartKeyboardを外すことになりました。
これがまず環境的な要因。
②PCとセットで持ち歩く人には向いてない
上と被るのですが、頻繁にノートパソコンを持ち歩く人にはSmart Keyboardは不要でしょう。SmartKeyboardも悪くないですが、パソコンのほうがキーサイズが大きく入力しやすいですね。トラックパッドもあるので文字入力時の操作感はパソコンのほうが良いですね。
③機動性が落ちる
iPadの機動性が落ちてしまったというのも残念だったポイント。Smart Coverと違ってキーボード部分が重たいので、電車内でiPadをサッと取り出してApple Pencilを使いたいときや電子書籍を読みたいときはキーボードが重く邪魔になります。
更にApple Pencilでノートを取る際も、キーボードを横に開けておくと教科書や資料は置きにくく邪魔になりますし、裏返しておくと厚み分高くなって書きづらくなってしまいます。
ノートPC代わりになるという意見は変わらない
但し、しばらく使ってみて大学生のノートパソコン代わりになるという意見は変わりません。自分のパソコンを持たない大学生は多いですが、iPad ProとSmart KeyboardさえあればWordでレポート、PowerPointでプレゼン資料を作ったり、Apple Pencilを使えば配布されたPDFに直接書き込んだりノートテイキングもできます。YouTubeやゲームアプリも豊富で操作感もよく、ノートPCに勝る部分はありました。少なくともいいデバイスであったことは確かです。
iPadではどうしてもできない事があったり、ノートPCを頻繁に持ち歩かない間はiPad Pro with Smart Keyboardは最高の存在でした。(Macにソフトが対応していれば…)
要は使い方次第
筆者の場合は持ち歩くノートPCがあったため、Apple Pencilの使用や書類の閲覧、コンテンツの消費を主とするタブレットの使い方をする筆者には合わなかっただけのこと。最近大学構内を見ているとiPadとSmartKeyboardでレポートを書く学生や授業をする教員もちらほら増えており、自分の環境に合わせてデバイスを選ぶのが最適だと犇々と感じています。
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