大学生になって早2年が経過し、3年目も半分が終わってしまったのですが、未だに自分の中でベストなノートテイキング方法が決まっていません?
紙のノートから始まり、ノートパソコン、iPad ProとApple Pencil色々試して来ましたが、ノートの取りやすさ、記憶の定着度、利便性、可読性はそれぞれ一長一短でした。今回はそれぞれのノートのとり方のメリット・デメリットをまとめていきたいと思います。
ノートを取る上で注意したいポイント
- 記憶の定着度
- 見やすさ
- アクセスしやすさ
- ノートテイクの労力と手間
筆者がノートテイキングに置いて重視するポイントは大体この4点。大学の授業形態はPowerPoint、レジュメ配布、板書、教科書読み上げ等様々ですが、基本的に想定している授業スタイルとしては、PowerPointや板書でで先生が出していることをメモしたり、口頭で言っていることをノートに取るというスタイル。
記憶の定着度はもちろん授業で聞いたことがどれだけ頭に残っているか、見やすさは後で見直したときにどれだけ見やすいを重視。アクセスしやすさはいつでもどこでも気になったときに見返すことができるか、4つ目の労力と手間はノートテイクにかかる労力と手間そのままです。
紙のノート
- 記憶の残り方はベスト、テスト勉強不要
- 労力と時間がすごくかかる
- いつでもどこでも見直せない
筆者が紙のノートを使用していたときは、大学へは1冊のノートを持ち歩き、それに履修している全部の授業のメモをし、家に帰ってルーズリーフや個別の授業毎のノートに再度まとめなおすという感じ。
これは本当に記憶の定着度良くテスト前に勉強しなくても8割は余裕でした。ただ手間と時間が非常に掛かり、学年が挙がって読む論文や発表の準備が増えてくると、まとめなおしの作業は時間的に厳しくなって来ました。
その他にも授業で紹介される論文などをその場で検索して情報を書き加えたり、わからないことを調べたりできないのも少し辛い点でした。
iPad ProとApple Pencil
- 記憶の定着度はまずまず
- レジュメ(PDF, Word)の印刷が不要に
- いつでもどこでも見直せる
- ネットで追加情報も
iPad ProにGood Noteというアプリを入れ、Apple Pencilでメモしていたのが筆者の方法。PDFやWordで配布されるレジュメの授業でも印刷不要で書き込める他、授業ごとにノートのデータを分けて整理したり、オンラインでバックアップを取る設定にしておけばパソコンやスマホからレジュメも確認可能とかなり至れりつくせり。ネットで追加情報を検索することができるのもメリット。
問題点としてはTwitterや他のアプリも平行して立ち上げることができるので、授業への集中力が落ちてしまうのがデメリット。あくまで個人の感想ですが、紙媒体と違ってデジタルは脳への残り方が薄い印象があるのも不満点でした。
ノートパソコン
- 記憶の定着度はiPadと同程度
- 速いスピードの授業にもついて行ける
- ノートの自由度は低い
- どこでも見直したり追加情報も検索可
基本的にWordやPagesで取ることを想定していて、記憶の定着度に関してはiPadと同程度か少し劣るレベル。スライドや喋りがすごい速いタイプの先生でもついて行けるのがすごく良い所。こちらもネット環境があればどこでも見直せると言うメリットが。さらに文字が一定しているのであとで見直した際読めないということもありません。
ただしノートの自由度は低く、手書きの様に図をサッと書けないのはデメリット。Surface Proの様な2-in-1デバイスであればこの点は解決できそうですね。
現時点で筆者は…..
筆者はiPad ProとApple Pencilはやめて、手書きノートという方針に。基本的にメモできそうなスピードの授業とか図や数式を書きたい場合は手書きノートで、どうしようもない場合はノートパソコンを利用しています。
最近は授業だけでなく、論文や学術書を読むようになり、以前に比べて扱う情報量が格段に増え、選択して確実に学習しなければなってきました。
いかにして手間と時間をを減らし効率よく情報を得て、必要なときに外部記憶から引き出すかということが個人的に大きな課題となっています。
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