最近、新品のiPhoneの価格10万円を超えてきており、これまで使っていたiPhoneからの買い替えとして「中古iPhone」を購入しようと考えている人は多いのではないでしょうか?
ただし、中古ショップやメルカリなどのフリマアプリではバッテリーの消耗の度合いがわからないことがほとんど。そんな中、購入者側が知ることのできる情報で、できる限り状態の良いiPhoneを探す方法を紹介します。
ハズレや地雷は引きたくない
新品のiPhoneは保証が付いているので、初期不良を引いても交換でき、自然故障をしても保証期間内なら修理を安価に受けることが可能です。しかし、中古のiPhoneは購入時期によっては、保証が切れていることがほとんどですし、どのくらいの期間どのように使用されたかは、全くわかりません。
外観は、ランクや見た目で判断が付きますが、バッテリーの消耗はほとんどの場合不明。
一年前に発売した製品は、使用期間がどれだけ多くても1年程度のため、バッテリーの消耗などをあまり気にせず購入できます。しかし、発売日から2年近くやそれ以上経過したものはバッテリーの消耗度合いが20%を超え、新品時と比較して80%程度になっているものも存在します。機能的には問題なく使用できますが、新品時と比べ極端にバッテリー持ちが悪く、結局短期間で買い換えることになります。
バッテリーの消耗の少ないiPhoneを買う方法
1.とりあえず外観を確認
最初に注目したいのは外観。ケースやフィルムなどをつけて大事にされたり、購入してから日が浅いと比較的キレイな外観になります。逆に雑に扱われていたり、使用期間が長いと外観はボロボロに。
もちろん中古ショップにある「商品ランク」も見分ける指標ですが、同じランクでも傷の付き方などがバラバラで、長期間使って小キズがたくさん付いているものもあれば、一回落として大きなキズが隅に付いてしまっただけの様なものも存在します。
ある程度、ランクも重視すると良いですが、実際に細かく商品を確認してみるほうが大事。
2.SIMロック解除済み・判定△とか
意外と狙いめなのが、「SIMロック解除済み」で「自分の使わないキャリアが判定△」なモデル。判定△なので購入から2年が経っていないことがほとんど。一括購入した場合でもすぐは判定○になることはなく△なのでそういった製品であることもあります。
最悪、判定×・赤ロム状態になってしまったとしても、全額返金や同等商品との交換が可能な「赤ロム保証」を設けているショップも多いですし、現在の制度であれば使うキャリアでなければ赤ロムになっても関係なく通信可能なので、キャリアを変更しない限り影響はありません。
3.発売時期を確認
製品名 | 発売時期 |
---|---|
iPhone 7 | 2016年9月9日 |
iPhone 7(PRODUCT)RED | 2017年3月25日 |
iPhone 7 ジェットブラック32GB | 2017年9月 |
iPhone 7(Y!mobile/UQmobile) | 2018年12月 |
iPhone 7を購入する場合、最初に発売されたのは2016年9月になりますが、発売されてからも新色追加されたり、ジェットブラックに32GBモデルが用意されたり、取り扱いキャリアが増えています。特にY!mobile/UQmobileは発売開始から8ヶ月程度しか経っていません。ジェットブラック32GBモデルもiPhone 8やiPhone Xと同時期の発売になります。
これから格安SIMを始める人にとっては、ソフトバンクやauのサブブランドで回線速度が速く安定しているY!mobile/UQmobileのSIMを使うことを前提にしたほうが良さそう。
見極めて状態の良いiPhoneを
筆者も上記の様なことを念頭においており、バッテリーの消耗が96%ほど残っていて、外観の状態もCランクながらそうには見えない、iPhone 7 32GBのジェットブラックを買うことができました。これらのことはiPhoneだけでなくAndroidなど他の機種にも適用できると思います。
基本的に新品を買うほうが間違いはありませんが、節約を考えるなら上記のことに注意して、状態の良い「中古iPhone」を購入してみてはいかがでしょうか?
Source:イオシス|じゃんぱら
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