予算約10万円で、DeskMeet X300とRyzen 5 5600、RTX3050/RTX3060を使った、コンパクトかつスペック良いMini-ITXサイズのデスクトップPC構成をまとめてみました。
いい感じにVRChatやプログラミングで使えて、なおかつ机の上に載せても邪魔にならないサイズのデスクトップPCが欲しかったので、真面目に考えてみました。
DeskMeetは小さなグラボ搭載可能なベアボーン
DeskMeet X300/B660は、非常にコンパクトなグラフィックボード搭載可能ベアボーン。容量としては8Lくらいで、サッカーボールくらいのサイズ感。
それだけ小さいにも関わらず、高性能なCPUやRAMを4枚搭載したり、そこそこのグラフィックカードを搭載することができます。なるべく省スペースで机に載せても邪魔にならない方が良いけれど、性能も重視したいという人にピッタリ。
DeskMeetなどパーツ構成(TSUKUMO)
製品名 | 価格 | |
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ベアボーン | DeskMeet X300 | 25,560円 |
CPU | Ryzen 5 5600 | 22,700円 |
RAM | Crucial DDR4-3200 16GB(8GB×2) | 5,880円 |
SSD | KIOXIA M.2 NVMe 500GB SSD-CK500N3G2/J | 5,480円 |
グラフィックボード | RTX3050 GG-RTX3050-E8GB/SF | 35,981円 |
総額 | 95,601円 |
自作PC・パーツ・周辺機器などの専門店「TSUKUMO」での価格をもとに、10万円以下でDeskMeet X300を使った構成をまとめてみました。OS(Windows 11)や、人によってはモニターやキーボード・マウスを準備する必要がありますが、10万円以下に収まりました。
6コア12スレッドで基本性能がしっかりしたRyzen 5 5600を使いつつ、RAMは16GBにし、グラフィックボードにはVRAMが8GBあるRTX3050を採用しました。写真編集や動画編集に使ったり、VRChatに使ったり、ディープラーニングにも十分使えるレベル。
もしもっと安く済ませたいのであれば、CPUをRyzen 5 5500や4500にしたり、グラフィックボードをGTX 16シリーズにしたりするのも手です。
上の構成を強化するパーツ
製品名 | 価格 | |
---|---|---|
RAM | DDR4-3200 32GB(CT2K16G4DFRA32A) | 12,380円 |
CPUクーラー | Noctua NH-L9a-AM4 | 7,480円 |
グラフィックボード | MSI GeForce RTX 3060 AERO ITX 12G OC | 55,492円 |
上の構成に加えて、DeskMeet X300を更に強化するとしたら、RAMの増量や、CPUクーラーの強化、あとはグラフィックボードをRTX3050→3060にするくらいでしょうか。全部盛り込んでも総額129,092円と、13万円以下になります。
VRChatを重視するのであれば、RAMを32GBにし、グラボをRTX3060にしてVRAMを12GBにするのは重要でしょう。大規模集会や大人数のいるルームへの参加を視野に入れるなら、VRAMは多いにこしたことはありません。
注意事項としては、RTX3060にはVRAMが8GBのモデルと12GBのモデルがあること、DeskMeetに搭載できるグラフィックカードは20cmなので注意です。
DeskMeetは、発熱・排熱・電源に注意
DeskMeet B660/X300は、非常にコンパクトなので、発熱と排熱には要注意です。Mini-ITXでケース自体も縦横22cm×17cmで、奥行き22cm程度と、サッカーボールくらいのサイズです。調子に乗って発熱量の多いCPUやグラボを積んでしまうと、冷却や電源容量が追いつかなくなってしまいます。
搭載できるCPUクーラーも54mmまでで、電源とのクリアランスも無いので、Noctua NH-L9a-AM4などあまり選択肢もありません。(ちなみに、筆者の環境では、付属のリテールクーラーでも上の動画よりは少し低い温度でした←??)
性能重視でサイズに妥協できるならATXやMicroATXのケースを使う方が良いです。DeskMeetを使うなら、性能を妥協してサイズを重視する方に最適といえるでしょう。
Source: ASRock
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