デュアルスクリーンを搭載したフォルダブルスマートフォン「Microsoft Surface Duo 2」が、1月11日より、国内でも販売されることが決定しました。スペックや発売日や価格、初代Duoとの違いや、初代ユーザーからみた感想をまとめます。
Surface Duo 2のスペック
| OS | Android 11 |
|---|---|
| CPU | Qualcomm Snapdragon 888 5G |
| RAM | 8GB |
| ストレージ | 128/256/512GB |
| ディスプレイ（開） | 8.3インチ, AMOLED、2,688 x 1,892, PixelSense Fusion ディスプレイ |
| ディスプレイ（閉） | 5.8インチ, AMOLED, 1,344 x 1,892 |
| アウトカメラ | 1200万(メイン) + 1200万（望遠） + 1600万画素（超広角） |
| インカメラ | 1200万画素 |
| バッテリー容量 | 4,340mAh |
| サイズ（開） | 145.2 x 184.5 x 5.50mm |
| サイズ（閉） | 145.2 x 92.1 x 11.0mm |
| 重量 | 284g |
| カラー | グレイシア（白系）、オブシディアン（黒系） |
| 5G対応Band | n1、n2、n3、n5、n7、n20、n25、n28、n38、n41、n66、n71、n77、n78、n79 |
| LTE対応Band | 1、2、3、4、5、7、8、12、13、14、19、20、25、26、28、29、30、38、39、40、41、42、46、48、66、71 |
| 無線 | Wi-Fi 6802.11ax（2.4/5GHz）, Bluetooth 5.1 |
| SIM | nano SIM/eSIM |
| その他 | 指紋認証, USB Type-C(3.2) |
SoCにはSnapdragon 888、RAM8GBを搭載したハイスペックなスマートフォン。トリプルカメラを搭載したり、5Gに対応したりと、現在のハイスペック端末としてより進化しました。
Surface Duo 2の価格
| モデル | 価格 |
|---|---|
| 128GBモデル | 184,580円 |
| 256GBモデル | 196,680円 |
| 512GBモデル | 220,880円 |
価格は、グレイシア、オブシディアンともに上記の通り。一番最安のモデルは、128GBモデルの184,580円です。ちなみに128GB/256GBモデルは、全国家電量販店（オンラインや店舗）で販売されますが、512GBモデルのみマイクロソフト公式オンラインストア限定なので注意しましょう。
Surface Duo 2用のバンパーやペンカバーも発売されます。バンパーは4,840円、ペンカバーは7,920円になっています。バンパーは、オブシディアン、グレイシア、ライトブルー、ダークオレンジの4色展開。ペンカバーは、オブシディアンとグレイシアの2色展開となっています。ペンカバーを装着すると、Surface Duo 2本体で、Surface Slim Penを充電することができるようになります。
Surface Duo 2の発売日
ヨドバシカメラでは販売ページが用意
Surface Duo 2の発売日は、1月11日。ヨドバシカメラなどでは、すでに販売ページが用意されています。取り扱われる家電量販店は、エディオン、ケーズデンキ、上新電機、ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラとなっています。
初代Surface Duoとの違い
性能向上と5G対応
初代Surface Duoとの大きな違いは、Snapdragon 855から2世代性能アップし、Snapdragon 888になりました。初代Duoよりも性能が大幅に向上したことで、重めのゲームをしながら、横でブラウジングしても、更に余裕が増すことになります。
また、Snapdragon 888を採用したことで、5Gにも対応しました。ちょっとずつではありますが、携帯各社とものエリアを拡大しています。「あ、ここも使えるんだ！」みたいなシーンは増えており、5Gの恩恵は受けられそうです。
画面サイズの大型化と補助機能の追加
画面サイズにも僅かながら大きな変更がありました。初代は1画面の大きさが5.6インチ、2画面時8.1インチでしたが、Surface Duo 2では5.8インチ、8.3インチに大型化しました。
劇的な大型化というわけではなく、主にヒンジ部分のラウンドディスプレイに集約されているように思います。ヒンジ部分の画面の端がラウンドしているので、閉じている状態でも、通知やバッテリーの確認を行うことができます。
カメラ性能の劇的進化と欠点
初代Duoは、インカメラしかなく、画質の点で他のスマートフォンに大きく劣っていました。Duo 2では、1200万(メイン) + 1200万（望遠） + 1600万画素（超広角）と、高画素数のカメラになり、画質の大幅な向上が期待できます。
背面にハイスペックなカメラを追加したことで、カメラ分隙間ができ、360度ぴったりに折り返すことはできなくなりました。ただ、360度近い形には折り返すことができるので、写真の用に使うこともできそうです。
初代ユーザーとしての感想
初代ユーザーの感想としては、「めっちゃ欲しいものの、価格が….」といった所です。
他のフレキシブルスマートフォンにはない圧倒的な薄さは、スタイリッシュでクールなデザインと持ちやすさを提供してくれます。また、デュアルディスプレイなので、折り曲げたときの不安はまったくなく、普段使用する上での安心感はこの上ありません。こうした初代Duoに合った良さを、更に高いレベルに引き上げたのがDuo 2なので、気にならないわけがありません。
ただ、これ1台で完結するかと言われたらそうではないのも事実。普段使っているスマートフォンと一緒に持ち歩く、折りたたためるタブレット的な使い方が主。確かにポケットサイズなのは魅力ですが、コンパクトタブレットとの価格差を利便性で上回るかと言われたら、難しいところです。価格を注視しながら、購入するタイミングを探っていきたいと思います。
Source: Windows Blog
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