iPad Air 第4世代や第5世代で利用できる「Smart Folio」のキプロスグリーンカラーを購入してみました(今回はiPad Air 第4世代で使用しています)。
Smart Folioは、Apple純正品が9,800円、サードパーティ製が2 ~ 3,000円と価格に3倍以上の開きがあります。普通に考えれば、安くてそこそこ品質の高いサードパーティ製一択。しかし、純正品は細部のクオリティが高く、「あれ?3倍出して純正を買うかも」というのが結論です。
Smart Folioを買って見えた、サードパーティ製の問題点
予め断っておきますが、サードパーティ製のSmart Folio風カバーが”悪い”ということではありません。日常使いする上で、十分なクオリティを持っています。それゆえ、iPad Air 4やiPad mini 6向けに、サードパーティのカバーを購入してきました。
主に、Smart Folio風カバーで気になるのは、材質などの質感的な部分と機能的な部分に集約されます。
まずは、材質的な部分から。大きく違うのは、手触りです。外側は、純正品はポリウレタン製でできています。おそらくサードパーティ製も同じだとは思われます。サードパーティ製はあくまで純正に寄せているので、チープさを感じます。一方、純正品は革製品の様な滑らかさがあり、持ちたくなる様な手触りです。
また、内側のファブリック素材部分に関しても、サードパーティ製は硬めのザラザラした質感なのに対し、純正品はマイクロファイバーの様な優しい手触りです。純正品の方が画面に優しそうです。
次は、機能的な部分です。サードパーティ製のものは、材質が硬いこともあり、折り返しの風呂フタの部分が硬めになっています。そのため、使いはじめは、もとの形に戻りやすかったり、折り返す際に少し引っかかりを感じます。
一方、純正品は材質がしなやかなこともあり、さっと形状変化させることができます。微妙に厚みや重さも純正品の方が優れているように思いました。
3倍の価格差があるけど純正を買うべき?
コストが気になるのであれば、サードパーティ製で良いと思われます。できることや機能は、純正もサードパーティもそれほど変わりません。
しかし、本体材質の質感や細かな使い勝手は、大きく違います。筆者は、6,000円程度の差であれば、今後もApple純正のSmart Folioを選びます。一度使うと、元には戻れない、純正Smart Folioは、そんな良さがあります。
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