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【2020年5月版】次のアップデート打ち切られそうな「iPad」リスト、iPad OS 13対応で買うべきでないiPadは?

iPad iPad

これからiPadを新たに買おうと思っている人や買い換えようと思っている人向けに、新品・中古問わず最新のiPad OS 13に対応している「iPad」をまとめてみました。

中古のiPadを購入する際に、「発売からの年数」、「バッテリーの消耗度合い」と「最新OSにアップデートされるか?」という点から、今やめておいた方が良いiPadを整理してみました。

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OSは最大5回アップデート

  • 最大5回(5年程度はアップデートされる)
  • 性能的に満足に使えるのは3, 4年程度

歴代iPadのOSアップデート回数は最大5回。直近で5回アップデートされている機種は2014年発売のiPad Air 2。性能的に高ければ5回くらいいけますが、スペックが低い場合は3, 4回程度で打ち切られるものもあります。

アップデートされることに古いモデルで動かすには性能が足りなくなったり、バッテリー自体が劣化して満足に使えなくなることを考えると、発売から3, 4年程度が使用する限界でしょう。

中古・新品で買うなら発売2年, 3年以内がベスト

  • 2年使うなら、性能は発売2, 3年を目安に
  • バッテリーのヘタリ
    余程消耗していない限り中古では明記されないことがしばしば。基本的に2年間まともに使うと、バッテリー持ちは8,9割程度になります。ひどい場合はもっと悪くなることも

中古で買うにせよ、新品で買うにせよ、発売から2, 3年がベスト。上位モデルのProなら3年でもOK、無印モデルなら2年を目安に購入すると良いでしょう。それくらいのものを買うと性能的に、購入から2年利用できるでしょう。勿論、動画編集などハードな利用なら最新モデルがベストです。

中古バッテリー消耗わからない問題

タブレット

イメージ図:年数が経つほど、消耗の大きいタブレットの比率は増える

バッテリーに関しては、中古で購入する際に判断する手立てはなく、発売年・本体の見た目・残債の有無、カラーやモデルの発売日違いなどの外部の情報を駆使して、推測するしかありません。

中古市場にあるiPadがすべて発売日に購入されるわけではありませんが、発売から2年経過したモデルと、4年とでは、中古で販売されているモノの中でも、バッテリーの消耗している製品の比率は大きく異なります。

年数が経てば経つ程、中古で購入した際にバッテリーの劣化度合いが大きいものに当たる確率は高くなります。発売から4年経過したものは避け、2, 3年程度のものにしておいた方が良いですね。

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ちょっとリスクはありますが、あえてセルラーモデルの残債判定が△のものを買うという手段もあります。

iPad OS 13にアップデートできる古いモデル

モデル 経過年数(大体) 発表年月 CPU
iPad 5(2017) 3年2ヶ月 2017年3月 A9
iPad 6(2018) 2年2ヶ月 2018年3月 A10
iPad 7(2019) 8ヶ月 2019年9月 A10
iPad Air 2 5年7ヶ月 2014年10月 A8X
iPad Pro 9.7 4年1ヶ月 2016年4月 A9X
iPad Pro 10.5 3年 2017年6月 A10X
iPad Pro 12.9(第1世代) 4年9ヶ月 2015年9月 A9X
iPad Pro 12.9(第2世代) 3年 2017年6月 A10X
iPad mini 4 4年9ヶ月 2015年9月 A8

最新かつ性能の高いiPad Air 3やiPad Pro 11/12.9、iPad mini 5を除いて、iPad OS 13へのアップデートが行われているモデルをまとめてみました(iPad 7に関しては初期OSがiPad OS 13ですが、CPUがA10のため入れています)。

一番アップデートが打ち切られそうなのは、iPad Air 2iPad mini 4。CPUがA8とiPhoneやiPod touchでは既にアップデートが打ち切られている世代になり、流石に次のアップデートはこなさそうです。

危ないのはiPad 5(2017)。同じCPU:A9を搭載しているiPhone 6s/SE(第1世代)は次のアップデートで打ち切られそうというのと、iPad Air 2とmini 4に合わせてこの機種のアップデートを切ると、あとは全モデルApple Pencil対応になります。

今から買わない方が良いモデル

モデル 経過年数 CPU
iPad Air 2 5年7ヶ月 A8X
iPad mini 4 4年9ヶ月 A8
iPad Pro 9.7/12.9 4~5年 A9X
iPad 5(2017) 3年2ヶ月 A8

今、中古でも新古品でも購入しない方が良いのはこの4台。

iPad Air 2は、現在5回(iOS8→13)アップデートされてきています。今のProに当たるような立ち位置で価格もそこそこ安く、人気があった機種でした。
次へのアップデート打ち切りの可能性が高く、中古でも劣化しているものが多め。子ども用や壊れても良い用途などなら良いですが、普段使いするならおすすめではありません。(追記2020/07:予想は外れiPadOS 14が提供されますが、バッテリーの消耗度合いによっては厳しそうです。)

iPad mini 4も理由としてはiPad Air 2と同じ。

iPad Pro 9.7/12.9は、現在4回(iOS9→13)アップデートされています。もう一回ぐらいはアップデートされそうですが、当落線上の機種といえるでしょう。中古の場合はバッテリー劣化しているものがありそうなので注意。

iPad 5(2017)は、まだ発売から3年2ヶ月と上2機種と比べると比較的新し目で、これまでのアップデートの記録から行くともう一度位はアップデートがあってもおかしくはありません。ただApple Pencilが使えなかったり、iPad Pro 9.7/12.9よりも性能的に劣るのでおすすめではありません。

注意して買うべき・整備済み品で狙いたいモデル

モデル 経過年数 CPU
iPad 6(2018) 2年2ヶ月 A10
iPad Pro 10.5 3年 A10X

iPad 6(2018)に関しては発売から約2年。Apple Pencilにも対応しているなど、比較的実用的。アップデートも2回くらいは見込めそうで、バッテリーが大きく劣化していれば更に2年くらいは使えるでしょう。Smart Keyboardへの対応が不要ならiPad 7よりも買うべきモデルだったりします。

iPad Pro 10.5は、iPad 6より古いですがA10Xと性能が非常に高いです。筆者自身2020年1月まで使っていましたが全く不満なく利用できていました。

これらの2モデルに関しては、基本的に買ってもすぐアップデートがこなくなることはなさそう。ただ発売から年数が経ち始めているので、中古で買う場合は状態に注意。整備済み品で出回っていて安いなら買う価値はありそうです。

困ったら新品が安心

バッテリーの劣化などを考えるとやっぱり最新モデルの新品は安心です。iPad 7(2019)の最安モデルだと税込みでも4万円以下で購入可能。Apple Pencilを買っても5万円程度と比較的安価に始める事ができます。

中古で購入する際は、保証切れで修理費がかさむ恐れや、バッテリーの消耗の不安はある程度リスクとして念頭においておいて購入する様にしましょう。

筆者としては、最近の廉価モデルは実用上困る部分はないので、スペックを要求する作業(動画編集やレイヤー多めのお絵かき)などをしない限りは、旧モデルの上位モデルよりも新品の下位モデルを狙ってもいいと思っています。


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