「Acer Chromebook Spin 713」の第10世代Core i5-10210U/8GB/128GBモデルを購入しました。Chromebookとしてはハイスペックなこの製品をなぜ購入することにしたのか紹介します。
国内版ではなく、US版を買った理由
- 海外版はCore i5/8GB/128GBモデルが存在
- ストレージもeMMCではなく、PCIe NVMe
Acer Chromebook Spin 713は日本国内でも販売されています。しかし、今回購入したのはUS版になります。
主な理由としては、スペック。国内版はCore i3モデルまでしかなく、USキーボードのみ。しかも、ストレージもeMMCの64GBになっています。US版は、Core i5やi7の選択肢があり、64GBモデル以外はeMMCではなく、PCIe NVMeのSSDになっています。スペックの高いChromebookを使いたかったのも大きな理由。
また、他のメーカーの製品も気になってはいたものの、第10世代Core i5・SSDを備え予算に収まるのがこのSpin 713でした。
なぜハイスペックなChromebookが必要なのか
- Crositiniで、Linuxアプリを使いたい
- 仮想マシンにWindows10を導入する
普通にChromebook的に使うのであれば、国内版のスペックでも良い訳なのですが、あえてハイスペックが必要だったのはCrostiniでメインマシン代わりに利用したいから。ローカルストレージにファイルを置いて、Linuxアプリでガッツリ作業するには高速なストレージは必要不可欠です。
更に、Crostini経由で仮想マシンにWindowsを導入したかったからというのもあります。Microsoft Officeのフル機能を利用するにはWindowsかmac OSが必要。Chromebookだと、Androidアプリ版かWeb版しかなく、マクロなどを要求するファイルを利用することはできません。リモートデスクトップ以外にも、ローカルのマシンでそうしたことを回避できると、Chromebookはより便利になりそうです。
「Windowsで良くない?」
筆者にとってChromebookは、パソコンの中にスマホやタブレットの手軽さを取り入れたガジェット。
なにかに待たされることなく、ブラウザでブログを書いたり、本で読んだり思いついたことをまとめたり、といったことを気兼ねなくできるのは、WindowsやmacOSにはない魅力です。設定や機能面で複雑な部分が少なく、必要な部分のみ存在するので、なにかをする際に集中しやすいからChromebookを使うというのもありますね。
去年からいろいろなChromebookを使っていますが、2, 3年前に比べると、できることは圧倒的に増えています。一昔前、Macユーザーに頻繁に投げられていた「Windowsで良くない?」に近い状態になりつつある気がしています。
Source:Acer
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