高校生のときから4年間日本通信やIIJmio、OCNモバイルなどの格安SIMを利用してきましたが、ここ2年くらいは普通にドコモ(MNO)回線を利用しています。
昨今、ドコモやau、ソフトバンクといったキャリアの携帯料金は「高い」と言われていますが、実際に乗り換えてみてどれくらい良かったのかやコスト的な面の話をまとめます。
日中使わないなら格安SIMの小容量でOK
高校生時代は基本的に朝から夕方までスマートフォンを触ることはなく、通学中に触るのが平日の主な使用時間帯。通信するデータ量も月3GBで足りていました。本当に通勤通学途中、昼休憩くらいしか使用せず、家に固定回線があり、SNSメインの使い方なら全然格安SIMでも、昼の時間帯の遅さなどが気にならず問題なく利用できるというのが筆者の正直な感想です。
格安SIMで10GB以上通信する場合
大学生になり下宿生活を始め、月々に通信するデータ量が一気に増え始めます。下宿にはWi-Fiが存在し家ではデータ量を気にせず通信することができていましたが、日中の使用時間が確実に増えます。
通学だけでなく、大学の授業の空きコマや休み時間、授業中でも関連のある内容を調べることも増え、外出している時間も増えました。さらに利用法もSNSメインではなく、PDFやWordファイルのダウンロードやストリーミングサービスなどをを利用する様に。
大体このときの月間使用量は10GB-15GBプランに。IIJmioのファミリーシェアプランを利用していました。このときくらいから昼や夕方の混雑して遅くなる時間帯に不満を持つように。それ以外の時間帯でも遅いときにはストレスを感じていました。
キャリア回線の安定性速さに感動
20歳になってすぐにしたことが、ドコモとの契約。とにかくその回線の速さに感動でした。料金が2500円程度から8500円程度へと3.4倍ほど上がりましたが、寧ろその値段を払う価値があるほど。どの時間でも非常に速く安定してできているので非常に満足です。
日中利用する時間が長かったり、通信するデータ量が多い人はMNOまたはそのサブブランド(ワイモバイル、UQmobileなど)を利用したほうが快適な生活を送れると思います。
キャリアが値下げする必要ある?
キャリアの値段を下げるべきといった話もありますが、あまり下げすぎると逆に格安SIMを売りにしているMVNOの立場がなくなってきていますし、MVNOが接続料を支払っているとはいえ、キャリアは基地局などの整備も行ったりしており、現状の価格差は妥当な気もしています。(安く速い回線というとワイモバイルやUQmobileが存在しますし….)
ただその一方でSIMロック解除とか4年縛り、Apple Watchのセルラーモデルが格安SIMでは利用できない(これはキャリアだけの問題ではありませんが)など販売方法には問題があると思いますし、料金云々というよりは仕組み・システム自体の公正化をする必要があるんじゃないかと思っています。
自分にあったプランを選べる状況になってきている
とにかく料金を安くしたい人は格安SIMでは、安くて速いのがいい人はワイモバイルなどのサブブランド、安定かつ速くお金が払える人はドコモなどのキャリアといった様に、昔に比べて圧倒的に選択足が増え、必要に応じて選べる様になってきていると思います。あくまで個人の感想ですが。
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