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Bowers & Wilkins PX レビュー、高級感のあるノイズキャンセリング搭載Bluetoothヘッドフォン

Bowers & Wilkins PX ワイヤレスイヤホン

株式会社dripさんのキャンペーンでノイズキャンセリング機能を搭載した「Bowers & Wilkins PX」が当たりました。

実売価格5万円とBluetoothヘッドホンとしては高級機となるこの製品を通学やカフェなど日常生活で使ってみたので、実際の使用感などをレビューします。

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Bowers & Wilkinsって?

Bowers & Wilkins (バウワース アンド ウィルキンス)およびB&Wは、イギリスの企業B&W Group Ltdによって製造される高級スピーカーブランドである。カーオーディオも製造している。
1966年にB&W Electronicsとして設立され、スピーカーコーンにケブラー素材を当初から使用したメーカーである。1979年に初代M801を発表。以来28年にわたり最先端音響解析によるスピーカーを提供しつづけている。

B&Wはイギリスのスピーカーメーカーで、1966年から。最近はヘッドフォンなども出しています。スピーカーは3,4万円レベルには収まらず、10万円以上は普通で価格comを見ていると80万円超えのものもある名門ブランド

以前左右独立型イヤホンをレビューしたB&O(Bang & Olufsen)は1925年創業のデンマークのオーディオメーカーなので注意。

Bowers & Wilkins - Wikipedia

Bowers & Wilkins PXの付属品をチェック

Bowers & Wilkins PX
本体が入っている箱は白地に本体デザインがプリントされたシンプルなデザイン。
Bowers & Wilkins PX
開封すると本体とご対面。
Bowers & Wilkins PX
本体の他には説明書やUSB Type-Cの充電ケーブル、イヤホンジャックと接続するためのケーブルやキャリングポーチが入っていました。

金属とファブリック素材の融合

Bowers & Wilkins PX
今回頂いたBowers & Wilkins PXはゴールドカラーのモデル。ゴールドといっても金ピカで派手なデザインではなく、金属部分は落ち着いた色合いのゴールド、ハウジングの周りはネイビー、耳に当たる部分はレザー素材でブラックカラーになっており高級感を演出しています。
Bowers & Wilkins PX
手前から順に、電源ボタン、環境フィルターボタン(ノイズキャンセリング)、音量ボタン(-)、再生/一時停止ボタン、音量ボタン(+)となっています。ボタン類もゴールドで質感は高め。

充電はUSB Type-Cで

Bowers & Wilkins PX
個人的に驚いた点としては充電端子にUSB Type-Cが採用されており、スマホやPCなどと充電器が共通化できる点ですね。普段の生活や旅行の際に持っていくものを減らせるのは良いポイントです。

Bowers & Wilkinsの基本性能

音質

音質としては可もなく不可もなくバランスが取れていると言った印象。筆者の手持ちの3BAのqdc 3SHと比較してみると、解像度や低音域は良くも悪くも普通で、音場が優れていますね。
J-POPなバンドの曲を聞いても、クラシック音楽を聞いても、解像度に圧倒されるというよりは、寧ろ左右の音の広がり、ステレオ感が優れていますね。

ノイズキャンセリング機能

Bowers & Wilkins PX
個人的に評価が高いのはノイズキャンセリング機能。PXには環境フィルターと呼ばれるノイズキャンセリング機能が搭載されており、ヘッドフォンのボタン一つでON/OFFの切り替えが可能になっています。

またノイズキャンセリング機能の程度についても、スマホのアプリから選択することが可能で、オフィス・シティ・フライトの3種類又は手動で、ノイズを除去する度合いの変更が可能になっています。

キャンセリングの程度についてですが、フライトの状態音楽を再生し街中に立つと周りの音がほとんど聞こえない状態に。自動車や電車の走行音であったりは少し聞こえてきますが、音量や曲によってはそれもほとんど聞こえなくなります。正直この状態で外を歩くのは危ないレベルで、外で使うなら筆者としてはシティモードなどがおすすめですね。

バッテリー持ちも良い

Bluetooth接続でノイズキャンセリング機能オンで公称最大22時間は伊達ではなく、一日1時間の往復通学程度(計2時間)、その他隙間時間の利用であれば一週間弱は余裕で利用することができました。スマホみたいに1日使ってすぐ充電ではなく、使う頻度によっては週に1,2回の充電で済みます。

着脱で再生開始/停止がまるでAirPods

Bower & Wilkins PXを利用してなによりも驚いたのが、着脱で再生開始/停止が可能な点とその精度がAirPods並みに良い点ですね。
電源をONにして耳に装着すると自動的に音楽が再生開始、耳から外すとサッと音楽が一時停止されます。この手の機能を搭載したイヤホンをいくつか使ってきて、AppleのAirPodsが一番クオリティが高いと思っていましたが、こちらもそれに匹敵するレベルです。

アプリも扱いやすいが…

Bowers & Wilkins PX
アプリもiPhone Xに対応しており、操作性・動作諸々安定しており製品登録もできるので使いやすいのですが、アプリを起動する度にヘッドフォンの検索を行う点に関しては残念なポイント。ちょっとノイズキャンセリングの設定を変えたいなというときにもたつきますね。それ以外には不満がありません。

日常生活から長時間移動、音楽鑑賞にも

Bowers & Wilkins PX
2週間以上に渡って、通学、長時間移動、学習場面や暇な時間の音楽鑑賞に利用してきました。Bluetooth接続なのでケーブルの煩わしさから開放され、騒音のある場所ではノイズが入るため聞き辛かったクラシック音楽や英語のリスニングなどをゆったり楽しめる様になりました。

ちょっと人と話す時などは耳からはずずだけで一時停止、使わないシーンになったらそのままカバンにスッとしまうこともでき、特にユーザーが意識しなくても簡単に扱うことのできるヘッドフォンだと感じました。
価格が5万円前後と少々高いですが、ソニーやBOSEとは違い持っている人も少なく、こういったジャンルの製品で他とは異なる製品体験を求める人にはおすすめです。

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