楽天モバイルは、2020年4月から行っている「Rakuten UN-LIMIT プラン料金1年無料キャンペーン」を、2021年4月7日で終了すると発表しました。
この記事では、1年ちょっと使ってみて感じる変化と契約すべきかどうかについて紹介していきます。
1年無料キャンペーンは4月7日まで
契約者数300万名までとなっており、いつ終わるのか話題になっていた「Rakuten UN-LIMIT プラン料金1年無料キャンペーン」は、4月7日までになりました。公式ウェブサイトでは2021年4月7日まで、店頭では4月7日の店舗閉店時までとなっています。
1年使った感想:エリアの広がりを実感
使用用途:iPad Air3用の回線
楽天回線は、SIMフリーのiPad Air3に挿して使用しています。出かける際にはiPhoneやMacと共に持ち出し、iPadで動画を見たり、Macのルーターとして使っていました。
ちなみに、Rakuten Linkアプリを使えば、iPadでも通話やSMS受信が可能になっています。
エリア:4Gは大きな変化あり・5Gはまだまだ
1年間使って実感したのは、4Gエリアの広がり具合。筆者は大阪在住なのですが、サービス開始当初はあくまで大阪市内のみ自社回線に繋がり、神戸や京都への移動中はパートナー回線にすぐ切り替わる印象でした。しかし、1年経過する間に、筆者の生活圏内はほとんど楽天自社回線エリアに。よく通学・通勤で神戸方面に行くのですが、その沿線もエリア内になっていました。最近では1GBもパートナー回線を使っていません。
通信品質については、周波数の都合から、建物の中でも奥まったところは他社回線に比べると、弱い印象は依然として残っています。繋がるところではMVNOよりも速度が出ます。
また、5Gはまだ狭く、公式サイト上でもマップではなく、住所が表示されるのみにとどまっています。
プラン:プラン選択不要で安く済む
通信量 | 価格 |
---|---|
1GB以下 | 0円 |
1GB~3GB以下 | 1,078円 |
3~20GB | 2,178円 |
20GB~ | 3,278円 |
「Rakuten UN-LIMIT VI」になり、一つのプランでありながら、使わない月は安く抑えられるのは良いところ。
最近の社会的な状況を考えると、その月にどの程度使うかどうかは不明。活動的になってデータが必要になるときもあれば、自粛でほとんど使わないこともあります。そうしたときに、プランを変更することなく、価格を抑えられるのはプランの良いところ。
おすすめ:タブレット・スマホのサブ回線がおすすめ
ポジティブ・ネガティブな観点両方において、筆者のおすすめとしては、タブレット用の回線や、スマートフォンのサブ回線(eSIMなど)として利用するのがベスト。
プラスの面では、ある程度生活圏がエリア内であれば、まともに利用できます。また、料金プラン面でも、使わない月は勝手に安くなるというのは素晴らしいポイントですね。
マイナスの面、楽天回線のサービスの不安定さ。Rakuten Mini販売時にeSIM周りでエラーが生じたり、契約してもなかなか届いていない人などを見ていると、現状メインにはしづらいという感想。逆に、それほど生活に支障をきたさないタブレットやサブスマホなら、何かあったときのストレスは少なく済みます。
契約が吉:解約も簡単・本当に無料
ドコモやauなどの無制限プランを使っているなら不要かもしれませんが、これからahamoとかpovoなど20GBが上限のプランに切り替えるなら契約すべき。うっかりモバイル回線で大量に動画を見ると20GBなんてすぐに超えますし、そうしたときに回避先があるというのは、安心材料になるでしょう。
SIMの切り替えなど細かな手数料がほとんどかかることなく(当初はかかりましたが)、1年間は完全に無料で利用できます。1年間無料キャンペーン終了する4月8日以降、何かしら施策がある可能性もありますが、これ以上のキャンペーンが来るかどうかはわからないことを考えると、契約しておいても良さそうです。
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