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タブレットやフォルダブルスマホへの最適化へ「Android 12L」:特徴・リリース計画・ChromeOSも恩恵アリ?

Android 12L ニュース

タブレットやフォルダブルスマートフォンなど、大画面のAndroid製品向けOS「Android 12L」が発表されました。AndroidのUI自体が、大画面の製品に最適化されるだけでなく、アプリやストアも最適化されます。

本記事では、Android 12Lの特徴やリリース時期、Chrome OSでも受けられる恩恵について紹介します。

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Android 12Lの概要

Android 12Lの特徴

Android 12L
600sp(Scale-independent Pixels)以上の画面で、通知、クイック設定、ホーム画面などのAndroidをより美しく利用できる様に、洗練させたのがAndroid 12L。通知センターが2カラム仕様に。

Android 12L
フォルダブルスマートフォンにおいても、スマートフォンサイズの画面から広げた大画面への移行がスムーズに行える様になります。

Android 12L
タスクバーを使用したアプリケーションの切り替えにも対応。1画面中に2つのアプリケーションを表示させるのもより簡単に。Chrome OSでもタブレットモード時には、こうしたシェルフが表示される様になっており、それに近い操作感の様にみえます。

リリース計画

Android 12L
Android 12Lのリリース計画は、2021年10月からDeveloper Previewが配信開始、12月・1月・2月と進むに連れてBeta 1~3が配信されます。2022年Q1には正式版が、リリースされる見込みです。実際に製品に搭載されたり、既存製品がアップデートを受けられるのは、2022年春・夏以降ということになりそうです。

Beta 1からは、Android Beta for Pixelに登録することで、Pixel4からPixel 6 Proまでのデバイスで試すことが可能です。

Chrome OSも恩恵アリ?

Galaxy Chromebook
Chrome OSでもAndroidアプリの使い勝手が大きく変わるかもしれません。Chrome OSを搭載する製品は、タブレットやノートPC、デスクトップPC向けがほとんどで、横向きの大画面で利用するシーンが想定されています。

そうした製品でスマートフォン向けの縦画面Androidアプリを操作するのは、かなりストレスフルな体験でした。もちろん、画面の拡大縮小も可能だったり、大画面で使いやすいアプリもありますが、多くのアプリが最適化されているわけではありません。

今回のAndroid 12Lの発表に伴って、Androidアプリが大画面への最適化が大幅に進むことが想定されます。そうなってくると、これまで、Chrome OSで使いにくかったAndroidアプリの操作性向上が期待できそうです。

Source: Android Developers Blog|Android

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