Apple純正のエレクトリックオレンジのSmart Folioと、ESRのマグネットケースのブラックをそれぞれ購入して、比較してみました。
デザインの違い
Apple純正
ESR製
純正でもESR製でも大きな違いはありません。傍から見たときに、詳しい人でなければ純正品とESRの区別は付かないと思います。挙げるとすれば、ペン部分のカバーがあるかないかくらい（サードパーティ製でも、ペンカバーの無いものもあります）。
純正品の良いところは、Appleロゴがあるところ。これがあるだけで、所有欲が高まります。
質感の違い
どちらのカバーも表面部分は、適度に摩擦感のある材質で、触り心地は似ています。ただ、ESR製の方はよりツルッとしていて、使い込んでいくとちょっとしたテカリが見えていました。
内側に関しては、写真で見ると似たような材質に見えますが、触り心地は全然違います。純正のSmart Folioは柔らかいマイクロファイバーのような触り心地なのに対し、ESR製は固めの綿製布みたいな感触です。折り返してホールドするときに感じる明らかな違いです。
折り返したときの使い勝手が全然違う
純正
ESR
Smart Folioの純正とサードパーティの大きな違いは、折り返したときの厚みです。純正のSmart Folioは、折り返しても非常に薄くなる一方で、サードパーティ製は厚みとズレがあります。机の上において文字を書く場合、机との高さの差が無いため、純正品の方が書きやすくなっています。
写真で見ると小さな違いですが、上記の写真の用に片手でのホールドしやすさは段違いです。電車内など外で移動中に取り出してさっと使うことを考えると、純正品の方が落としにくくなっています。
ESR製はペンのホールドが魅力的
ESRのカバーの魅力的な部分は、Apple Pencilも保護してくれる点です。Apple Pencil部分にもマグネットタイプのカバーが用意されており、カバンに雑にiPadを突っ込んでもペンが外れることはありません。
価格の違いとおすすめは？
Smart Folioがおすすめな人
純正品の9,000円という価格が問題にならない場合、純正のSmart Folioが圧倒的におすすめです。やっぱり、サードパーティ製と純正品では質感が、「あーやっぱり違うよね～」と感じるくらいには違います。
微妙な材質や質感の違いから、折り返したときの厚みは異なり、手に持ったりペンで文字を書いたときの使い勝手は、純正品の方が良いです。
ESRのSmart Folio風カバーがおすすめの人
ESR製でも純正品との間で、機能面での大きな違いは無いため、価格を重視するのであれば、ESRのサードパーティ製でも困ることはありません。純正品との差額6,000円分でフィルムを買ったり、Apple Pencilを買う足しにしたりできるので、圧倒的に経済的です。
ペンのホールド部分がいらない場合、Ztotopなどのカバーが良いかもしれません。ただ、メーカーによってはAmazonなどのレビューはよくみて買わないと、磁力が弱かったり材質がダメダメだったりすることがあるので、注意してください。
ぶっちゃけた話、実用的・経済的なことを考えるのであれば、ESRなどのサードパーティ製Smart Folio風カバー一択です。どちらを買うか悩んだら、ESRで良いと思います。ただ、微妙な材質の差異や折り返してスタンドにしたときの安定感など、Apple純正Smart Folioにも「流石！」と思わせる部分があるのも事実。余裕があれば、純正品の良さを体感して、戻れなくなって欲しいと思っています。
通常価格2,899円のところ、500円のクーポンが発行されており、2,399円で購入することができます。
コメント