Xiaomiは、中国市場において、10.3インチのE-Inkディスプレイを搭載した「Xiaomi Note E-Ink Tablet」を発表しました。Androidを搭載し、4,096段階の筆圧検知にも対応しています。
今年は、HUAWEIの「MatePad Paper」やLenovoの「Yoga Paper」など、10.3インチの手書きに対応したE-Inkタブレットが続々登場しています。
Xiaomi Note E-Ink Tabletのスペック
OS | Android 11 |
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CPU | Quad Cortex-A55 |
RAM | 3GB |
ストレージ | 64GB |
ディスプレイ | 10.3インチ |
バッテリー容量 | 3,000mAh |
カラー | グレー系 |
Wi-Fi | 2.4GHz, 5GHz |
Bluetooth | Bluetooth 5.2 |
オーディオ | 2マイク(ノイズキャンセリング) |
筆圧 | 4,096段階 |
サイズ | 188.65 x 236.53 x 5.35 mm |
重量 | 440g |
その他 | USB Type-C, スタイラスペン(替芯6本) |
Xiaomi Note E-Ink Tabletの価格・発売日
Xiaomi Note E-Ink Tabletの価格は、2,699元(約52,858円)になっています。
現在、予約受け付け中で、12月10日-13日の間に最終決済を済ませると、7日以内に発送されます。
Xiaomi Note E-Ink Tabletの特徴
4,096段階の筆圧検知スタイラス
Xiaomi Note E-Ink Tabletは、4,096段階の筆圧検知に対応しています。手書きノートを作成したり、PDFに書き込んだりすることが可能。
スタイラスペンのお尻には、消しゴム機能も搭載しており、書いた文字をさっと消すことができます。さらに、ディスプレイはPMMA(アクリル)で、手書きしやすフィルム(アンチグレア)になっているようです。
スタイラスペンは、タブレット本体の側面に磁気で吸着します。
画面分割機能にも対応
電子ペーパータブレットに必須な画面分割機能にも対応しており、左画面に資料を表示しながら、右画面でノートテイキングすることもできます。
5.35mmの極薄タブレット
Xiaomi Note E-Ink Tabletは、5.35mmの極薄タブレットになっています。これは、6.65 mmのMatePad Paperや5.8mmのBOOX Note Air2よりも薄くなっています。
クアッドコアSoCにRAM3GB/64GBストレージ
SoCにはクアッドコアのCoretex-A55を採用しています。商品ページを見ると「インク・スクリーン専用CPU、システム適応性が高く、ハードウェアの性能をフルに発揮させる」と書いており、専用設計のSoCな模様で、ざっくり検索した限りQualcommに該当製品はなさそうです。
RAM3GB・ストレージは64GBになっています。競合他社製品だと、RAM4GBなモノも多い中、少し少なめとなっています。ただ、E-Inkタブレットでゲームをしたり、RAMを使うようなヘビーな使い方をしないなら、特に大きな問題点とは言えません。
ノートテンプレートもたくさん
Xiaomi Note E-Ink Tabletに提供されるテンプレートは豊富。
魅力的な付属品(カバーやスタイラスペン、替芯など)
電子ペーパータブレットに必須なスタイラスペンや専用カバーに加えて、替芯も6本付属します。ガッツリ手書きをする人でも、替芯の心配をする必要はありません。
Xiaomi Note E-Inkで10.3インチ市場に登場
Xiaomiもついに、HUAWEIやLenovoと対抗するような、手書きのノートを意識した10.3インチE-Ink「Xiaomi Note E-Ink Tablet」を発売してきました。基本的なスペックはしっかり抑えた上で、スタイラスペンに消しゴム機能を搭載するなど、便利な機能も搭載しています。
また、Android 11を搭載しています。中国以外での展開にもよりますが、MatePad PaperよりもGoogle Playストアが利用しやすくなるのであれば、かなり需要は出てくる製品となりそうです。
Source: Xiaomi
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