デザインとカラーリングに一目惚れしたので「Xiaomi Smart Band 8」を発売日に購入してみました。約1週間、毎日使う活動量計として使ってみたのでレビューします。
バッテリー持ちとオシャレさがアップし、Apple WatchよりもXiaomi Smart Band 8の使用頻度が増えました。
Xiaomi Smart Band 8のスペック
ディスプレイ | 1.62インチ (192 × 490) 有機EL(AMOLED) |
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バッテリー容量 | 190mAh |
Bluetooth | Bluetooth 5.1 BLE |
センサー | 高精度6軸センサー, PPG心拍数センサー, 環境光センサー |
防水 | 5ATM |
サイズ | 48 × 22.5 × 10.99 mm |
重量 | 27g |
カラー | ゴールド、グラファイトブラック |
内容物 | ウォッチ本体、バンド、充電ケーブル、説明書 |
Xiaomi Smart Band 8の内容物・付属品
パッケージは、中に含まれているXiaomi Smart Band 8と同色の本体がプリントされています。
開封するとXiaomi Smart Band 8本体や充電ケーブルと対面。
中身には、Xiaomi Smart Band 8本体や、充電ケーブル、説明書が含まれています。充電器は別途用意するかPC等で充電する必要があります。
Xiaomi Smart Band 8のなデザイン
メタル質感でオシャレでキレイなゴールドカラーのバンドデザイン。Xiaomi Smart Band 7と異なりバンドが側面が出るようになったので、よりスタイリッシュさが増しました。メタル質感でそれなりに硬質で質感は悪くないですが、筐体は金属ではなくプラスチック製です。
ベゼルは上下左右で均等とまでは行きませんが、デザイン的に違和感はありません。
側面には、一切なにもなくボタンレスでシンプルなデザイン。基本的にタップやスワイプで操作する形になります。
裏面には、心拍センサーや充電端子が用意されています。
充電ケーブルはホワイトでコンパクト。
バンドは、本体に近い系統の色合いで真っ白というよりはクリーム色。
ワンタップでパチっと取り外し可能で、ポップなスポーツバンドや、シックなレザー調のグリーンやイエローのバンド、ネックストラップやシューズにつけるクリップタイプのアタッチメントに交換することもできます。
見やすくて便利なディスプレイ
画面の明るさは最大600nitで、明るさの自動調節にも対応しています。Apple WatchのSeries8が1,000nit、Series9が2,000nitなので、それらと比べると低くはなりますが、日常生活には困らない程度に明るいです。
常時点灯機能は時刻確認に便利
時刻をさっと確認するという点では、常時点灯ディスプレイはかなり便利です。時間を確認したいときに、腕を上げて画面点灯まで待たなくて良いのが便利。バッテリーの持ち時間が6日程度になってしまうことを考慮しても、ONにしておきたい機能です。
常時点灯ディスプレイの明るさは、屋内での使用には全く困らない程度。ただし、屋外、特に直射日光下では見にくいなと感じるほど暗さを感じます。
長時間のバッテリー持ちと充電
かなり長持ちなバッテリー
発売日から丸6日間(24時間×6日)使用しましたが、95%から5%のバッテリー持ちでした。
設定としては、常時点灯ディスプレイはON、心拍数のモニタリングはスマート、睡眠記録は高度なモニタリングをON、血中酸素濃度やストレスは終日トラッキングをONにした状態でした。
通常使用で最大16日、常時点灯モードで最大6日のバッテリー持ちとされているので、ほぼ公称通りの長持ちと言えるでしょう。これくらい持ってくれるのであれば、数日程度の旅行なら充電器不要で出掛けられます。
充電環境の構築の悩み
Xiaomi Smart Band 8の充電環境をどうするか悩んでいます。まず、そんなに頻繁に充電するわけでもないため、わざわざ机などに専用の充電環境を構築するのは邪魔です。また、ケーブルも短いので、充電器等に常時接続しておくのも得策とは言えません。とりあえず、今は、必要なタイミングでその都度ケーブルを取り出して充電することに決めました。
Xiaomi Smart Band 8の機能
Xiaomi Smart Band 8の主な機能をざっとまとめてみました。紹介した以外にも通知の表示やアラーム機能など、多種多様な機能が搭載されています。
心拍数や血中酸素
心拍数や血中酸素濃度の測定も可能。心拍数のモニタリング間隔は、スマートや1, 10, 30分間隔で設定可能。特にこだわりがなければ、スマート設定で大丈夫だと思います。
活動量(歩数・ワークアウトなど)
歩数や消費カロリーの表示だけでなく、時間ごとの変化も表示してくれます。スマートフォンのMi Fitnessアプリにはどんどんデータが蓄積されていくので、あとから振り返って確認できます。
記録できるワークアウトは屋外ランニングやウォーキングだけでなく、ハイキングやサイクリング、縄跳び、ダンスや格闘技(ボクシング、レスリング)など150種類以上のワークアウトやスポーツを記録できます。
睡眠記録
睡眠記録は、睡眠時間だけでなく、レム睡眠や浅い・深い睡眠、平均呼吸数・心拍数などの表示もできます。夜中途中にトイレに起きても、そこで睡眠記録は中断することはなく、覚醒状態として記録され、起床時間は最後に布団から起き上がった時間になっていました。
スワイプで天気予報や音楽の再生・停止
ホームの時計の画面から左右にスワイプすると、天気予報を確認したり、再生している音楽の再生・停止、曲送りや戻しを行うことができます。iPhoneでもちゃんと曲名が表示され利用できました。
ストレスチェック
どこまで実用的かはわかりませんが、ストレス値も計測できました。直近ではそれほど高いストレス値を出していませんし、自身も強いストレスを感じたことはなかったので、妥当性については今後おいおいわかるのかもしれません。
設定はMi Fitnessアプリから
ウォッチフェイスも多彩
Mi Fitinessアプリには、多彩なウォッチフェイスが用意されています。アプリで適宜追加して、気分に応じて切り替えることができます。
これは細かなポイントですが、Mi Fitnessアプリの中華フォントが気になります。Xiaomi Smart Band 8本体が日本語フォントなので、余計に目立ちます。
Appleヘルスケアとの連携
AppleヘルスケアとXiaomi Smart Band 8の記録データを連携させることが可能。歩数や心拍データは、Mi Fitness→Appleヘルスケアに転送されています。睡眠記録は、睡眠時間のみ連携可能で、レム・ノンレム睡眠などの詳細なデータは転送されません。
常時点灯ディスプレイは本体から
常時点灯ディスプレイをはじめ、一部の細かな機能はXiaomi Smart Band 8本体から設定をします。すべての設定がMi Fitnessアプリから行えるわけではないので注意しましょう。
Apple Watchの使用頻度が激減した
Xiaomi Smart Band 8を購入してから、Apple Watchではなく、こちらを着ける頻度が増えました。Xiaomi Smart Band 8のデザインが洗練化されたことで、日常生活のあらゆるシーンで使いやすくなりました。また、バッテリー持ちも気にしなくて良いので、風呂以外のすべてのタイミング朝起きてから寝るまで着けています。
そうなると、Apple Watchの出番は、GPSや精度の高い記録が必要な運動シーンのみに。コンパクトで着けていることが気にならないのは良いですね。
総評:Xiaomi Smart Band 8は買い
Xiaomi Smart Band 8は、従来モデルからデザインがブラッシュアップされ、本体のカラーバリエーションが増えました。Apple Watchなどスマートウォッチと並ぶほどのデザイン性を備えたことで、スポーツ以外のカジュアルなシーンにも馴染むようになりました。
Xiaomi Smart Band 7と比べて、それほど劇的に変わったわけではありませんが、こうしたデザインの進歩に一目惚れし、勢いで購入したのですが、かなり気に入っています。
Xiaomi Smart Band 8の価格は5,990円。Band 7は6,990円だったので、1,000円安くなりました。Xiaomi Smart Band 8は、旧モデルユーザーからの買い替えも、新しくスマートバンドを買おうとする人にもおすすめしやすい製品です。
コメント
コメント失礼します。
日本語フォント対応とのことでしたが、通知に関しても日本語フォント対応になっていますか?
私も日本版を購入したのですが、通知だけが日本語フォントに対応していなくて…
同じかどうか確かめたく、お伺いしました。
コメントありがとうございます。
自分はほとんど通知機能を使っていないのですが、通知機能に関してはアプリから飛んでくる影響か、中華フォントになっていますね。