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ミッドレンジながら細部まで完成度が高い「Xiaomi 13T」レビュー

4.5
Xiaomi 13T Androidスマートフォン

2023年末に発売されたばかりの「Xiaomi 13T」を購入してきました。

Pixel 5aがそろそろ厳しくなって来て代わりの端末が必要に。価格が割引で安いということもあり、スペックもほとんど見ずに、発売日から日が浅いことと、防水防塵対応(IP68)だけを知って購入しました。

ほとんど思いつきだったにも関わらず、とても気に入っています。

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Xiaomi 13Tのスペック

OS Android 13 (MIUI 14)
CPU MediaTek Dimensity 8200-Ultra
Cortex-A78 ×1,
Cortex-A78× 3,
Cortex-A55 ×4
RAM 8GB(LPDDR5)
ストレージ 256GB(UFS 3.1)
ディスプレイ 6.7インチ有機EL AMOLED(2,712×1,220)
最大144Hzのリフレッシュレート
Corning Gorilla Glass 5DCI-P3|680億色|True Display
アウトカメラ 5,000万画素(メイン; 1/1.28インチ; F1.9)
5,000万画素(望遠; 1/2.88インチ; F1.9)
1,200万画素(超広角; 1/3.06インチ; F2.2)
インカメラ 2,000万画素(F2.2)
バッテリー容量 5,000mAh
サイズ 76 × 162 × 8.7mm (最厚部 12.1mm)
重量 197g
カラー ブラック、メドウグリーン、アルパインブルー
SIM Dual SIM(nano SIM + eSIM)
5G n3/28/41/77/78
LTE FDD: 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28
TDD:38/40/41/42
Wi-Fi Wi-Fi 6
Bluetooth Bluetooth 5.4
GPS GPS(L1 + L5) / Galileo (E1 + E5a)/
GLONASS/Beidou/NavIC/QZSS(L1+L5)
防水防塵 IP68
その他 画面内指紋認証, おサイフケータイ

Xiaomi 13Tは、TSMCの4nmプロセスのDimensity 8200-Ultraに、RAM8GBを搭載しています。ハイエンドとミッドレンジの中間くらいの性能で、日常的な用途であれば困ることはありません。

Xiaomi 13T

初期状態でXiaomi 13Tの画面フィルムが貼られており、なおかつクリアケースも付属しているので、購入してすぐに使い始めることができます。筆者はこのことを忘れて、追加でクリアケースを購入してしまいました。

UQモバイルで9,840円で購入

今回のXiaomi 13Tは、エディオンで一括9,840円のポップが出ていたので、それに釣られて買ってしまいました。今、Xiaomiが8,000円キャッシュバックキャンペーンをやっていることもあり、本体価格のみで言えば実質1,840円です。

MNP時の契約事務手数料が3,850円あるので、トータルコストは5,690円でした。

144Hzで滑らかなディスプレイ

Xiaomi 13T
Xiaomi 13Tは、144Hzのリフレッシュレートのディスプレイを搭載しています。120Hzをも超えるハイリフレッシュレートでアニメーションは、ハイエンド並みにスムーズ。Dimensity 8200-Ultraを搭載していることもあり、性能的にも余裕があります。

ちなみに、デフォルト設定は、必要に応じて144Hzを切り替える設定になっています。カスタムでは、60Hzと144Hzどちらかに切り替えが可能です。90Hzくらいの中間くらいの設定があっても良かったかもしれません。

外観をチェック:質感も良い

Xiaomi 13T
今回購入したのは、メドウグリーンカラーです。個人的には、海外で販売されていたOnePlus 10Tに近いカラーでとても好みです。

背面ガラスと金属フレームの組み合わせは、高級感があります。ちなみにアルパインブルーは、ヴィーガンレザーなので注意しましょう(本当に全部背面がガラスだと思っていて、店で在庫にグリーンとブルーと言われたときに、どっちでも良かったので危うくブルーにするところでした)。

Xiaomi 13T
四辺のベゼルは均等ではないですが、下部のベゼルはギリギリまで詰められており、前面からの見た目もスッキリとしています。

Xiaomi 13T

左側面

Xiaomi 13T

右側面

Xiaomi 13T

上部

Xiaomi 13T

下部

下部にはUSB Type-Cやスピーカー、SIMスロットが用意されています。

Xiaomi 13T
カメラはそれなりに出っ張っています。机に置いたときにガタツキはあり、スマホゲームを机に置いてする人は、付属のクリアケースを利用した方がよいでしょう。

カメラ

Xiaomi 13T

Xiaomi 13T

iPhone 13 Pro Max

iPhone 13 Pro Max

Xiaomi 13Tを持ち出して、数日色々なシーンで撮影してみました。Xiaomi 13Tのメインカメラは、1/1.28インチのセンサーを搭載しており、割りとしっかり背景がボケてくれます。

iPhone 13 Pro Max(1/1.7インチ)と比較したところ、シーンによって色の出方に差はありますが、十分高画質です。メインカメラのセンサーサイズはXiaomi 13Tの方が大きく、人によってはXiaomi 13Tの方が良いと感じるかもしれません。

Xiaomi 13T

Xiaomi 13T

iPhone 13 Pro Max

iPhone 13 Pro Max

Xiaomi 13T

Xiaomi 13T

iPhone 13 Pro Max

iPhone 13 Pro Max

Xiaomi 13T

Xiaomi 13T

iPhone 13 Pro Max

iPhone 13 Pro Max

画面内指紋認証も速い・安定

Xiaomi 13T

少し下に位置している

Xiaomi 13Tの画面内指紋認証は、速く精度も良好です。普通に使っているときや風呂上がりなど様々なシーンで、スムーズにロック解除することができます。手汗があっても、ロックできずに何度もタップしたり、パスコードを入れることは今のところ遭遇していません。

バイブレーションも滑らか

Xiaomi 13T

Xiaomi 13Tは、X軸リニア振動モーターを搭載しています。ハイエンドモデルと同等まではいきませんが、チープさはありません。こうしたバイブレーション一つで、体験がガラリと変わるので、重視しておきたい部分です。

nanoSIM + eSIMのデュアルSIM

Xiaomi 13T
最近スマートフォンを利用する上で、eSIMへの対応は必須だと感じています。物理デュアルSIMへの対応よりも、eSIMへの対応の方が便利です。大規模イベント開催時に急遽回線を開通したり、簡単にeSIMの移行もできる様になってきているので、サブに使う上ではeSIMの方が楽です。

総評:細部まで詰められた手頃なミッドハイスマホ

Xiaomi 13T
ほとんどスペックも見ずに、価格だけで購入したXiaomi 13Tですが、ハイエンド級のクオリティを備えておりとても気に入っています。SoCやカメラの性能、本体の質感やデザイン、バイブレーション等、本体価格74,800円とは思えないくらいです。最初は合わなかったら手放そうと思っていましたが、思いの他好きになったので、しばらく使い続けようと思います。

上位モデルとしてDimensity 9200搭載のXiaomi 13T Proも存在します。ただ、Xiaomi 13Tも防水防塵やおサイフケータイへの対応しているので、よっぽど3Dゲーム性能にこだわりたいという人以外は、Xiaomi 13T ProではなくXiaomi 13Tで良いのではないかと思います。

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