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【レビュー】「Galaxy S10 SC-03L」2020年に今更購入しても大丈夫なのか検証、型落ちでも買う価値あり

Galaxy S10 SC-03L Androidスマートフォン

Samsungの昨年のフラッグシップスマートフォン「Galaxy S10 SC-03L」(ドコモ版)を購入しました。S20登場後の2020年8月になり、使ってみてこれから購入する価値があるのかまとめます。

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中古Galaxy S10:4万円~5万円まで値下がり

じゃんぱら Galaxy S10 価格

参考:じゃんぱら


発売時はドコモで約9万円、auで約10万円したGalaxy S10も、S20が出たこともあり、普通のものであれば4.7万円くらいの値段から購入できる様になっています。付属品欠品や、訳ありポイントがあるものであれば、フリマアプリ等で4万円以下で取引されているのも確認されており、非常に入手しやすい価格になってきています。

筆者自身、ちょっと訳ありなGalaxy S10 SC-03Lを購入し修理して利用しています。訳ありポイントや修理の顛末に関しては以下の記事ご覧ください。

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Galaxy S10のGood・Bad

◯:思ったよりも小さい

Galaxy S10 SC-03L
画面サイズ6.1インチ(3,040×1,440)の有機ELディスプレイですが、持ちやすさとしては5.8インチのiPhone XSと同等で、横幅も70.4mmと細身のため片手操作も可能です。日常生活において移動中に取り出して使う頻度が多ければ、このくらいのサイズくらいが限度ですね。

◯:便利なイヤホンジャック

Galaxy S10 SC-03L
Galaxy S20では非搭載となったイヤホンジャックですが、S10には搭載。変換ケーブルなしで利用することが可能。メインは左右独立型イヤホンを使っている人も増えていると思いますが、音質の良い有線イヤホンを利用する際には、イヤホンジャックがあるのは役立ちます。

◯:2020年でも色褪せない性能

Galaxy S10 SC-03L
Snapdragon 855・RAM8GB搭載で動作性能は爆速。基本的にSNSやカメラでの撮影などで不満を感じる点は一切ありませんでした。最新の865もありますが、正直な所これでも十分快適。ゲームなどをすれば1世代前・1世代後との違いもわかるかもしれませんが、ほとんどの人にとってはこれでも2年は余裕で使っていけるレベルでしょう。

更にIP68の防水防塵性能や国内版はおサイフケータイ、画面内指紋認証など細々した点も抑えられています。

◯:綺麗なカメラ画質

Galaxy S10 SC-03L
光学2倍ズームの1,200万画素・広角カメラの1,200万画素・超広角カメラの約1,600万画素のトリプルカメラ構成。食事や夜景など場面によっては明るく写りすぎている印象もありますが、トータルの画質としては満足。

×:背面デザイン

Galaxy S10 SC-03L
人によって評価が分かれるとは思いますが、Galaxy S10の背面デザインはあまり好きではありませんでした。Galaxy Note 10やGalaxy S20のデザインは好きですが、S10のカメラ配置に美しさやバランスの良さを感じずそうした点では好きになれませんでした。

まとめ:S20ではなくS10を買ってもいいのか?

Galaxy S10 SC-03L
まだバッテリーの劣化が少ないというのは大きなポイント。まだ発売開始から1年4ヶ月程度。バッテリーが大幅に劣化している個体も少なく、中古で販売されているものを購入しても問題ないでしょう。

デザインはGalaxy S20の方がより洗練され、スペックなども向上していますが、Galaxy S10も十分すぎるレベル。

特にカメラのズームが凄いとか折り曲げることができるなど尖った所があるわけではないですが、バランスの良さ・無難さという点では他のAndroidスマートフォンを差し置いて一番と呼べるレベルであり、不満点がほとんどありません。
防水やおサイフケータイなどガラパゴス機能を搭載した上で、性能が高く安価なスマートフォンはそれほど多くないので、2020年現在においても購入する価値があると言えるでしょう。


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