たまたま6月より販売開始された最新の10.5インチiPad Proと9.7インチの旧モデルを比較する機会を得たので、外観比較と実機の使用感の違いについてレビューしたいと思います。
外観比較
前面
左側が10.5インチモデル。画面サイズが大きくなっているのにともなって本体サイズも僅かに大きくなっています。サイドのベゼルが細くなっており10.5インチの方がスタイリッシュに見えますね。
背面
サイズ以外の差は背面にはなく、前面を見なければ見分けることは難しそうです。
ちなみにiPadの刻印のフォントが異なっており、新しい方が太めになっております。
側面
このあたりはモデルによる違いはなく、SmartKeyboardとの接点は3点のままで従来モデルのものを接続しても使用することが可能です。
カメラ部分
カメラ部分は大きな違いはなくどちらのiPadも出っ張っていますが、微妙に本体が曲がっていることにより机においてもガタつくことはありません。
上部と下部
セルラー版とWi-Fi版のためアンテナの有無の違いはあるものの、基本的にイヤホンジャックやスピーカーの位置は変わらず、下部も同様にlightning端子の位置はそのままです。
実際の使用感は全く違う!雲泥の差
性能とリフレッシュレート120Hzの液晶の実力
AppleのサイトではA10Xを採用したことにより、一世代前モデルよりCPUは30%、グラフィックは40%速くなったとされています。
使い比べて感じるのが「一世代差」とは思えない程の性能差、滑らかさの差があります。決して9.7インチモデルの動作が駄目という訳ではなく、10.5インチモデルが良すぎるのです。A10Xを搭載しリフレッシュレート120Hzの液晶を搭載したことで、Apple Pencilの追従も更に進化している印象です。この2機種のスペックの違いで注目されるのがここですが、これが凄く効いています。
9.7インチユーザーは触らない方が良い
9.7インチモデルでもこれから十分利用していくことはできると思います。中古などでは安くなっていることもあり入手し易いでしょう。しかし、値段を推してまで10.5インチモデルを買う価値が私はあるのではないでしょうか。
コメント