最近Lenovoが販売している「Yoga Book C930」が非常に気になっていて、大学生活の中で一度で良いので数日使ってみたいと思っています。
比較対象は普通のノートPCではない
Yoga Book C930 | Yoga S730 | |
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CPU | Core m3-7Y30 | Core i5-8265U |
RAM | 4GB | 8GB |
ストレージ | 128GB | 256GB |
ディスプレイ | 10.8型 IPS(2560×1600)10.8型 E Ink (1920×1080) | 13.3型 IPS(1920×1080) |
価格 | 105,386円(税込) | 108,683円(税込) |
例えば、Yoga Book C930はRAM4GBでCore m3搭載モデルが105,386円。一方Yoga S730はCore i5搭載でRAM8GBモデルが108,683円とそれほど変わらない値段で、高い性能を備えているようにも見えます。正直な所、レノボ内の他のパソコンと比較してもそうですし、他社のノートパソコンと比較しても性能のコスパはお世辞にも良いとは言えません。
ただ、見方を変えるとYoga Book C930のコスパは非常に高くなるという点に気づきました。
真の比較対称は?
最近iPad Pro 10.5インチをやめiPad miniを使いはじめたのですが、画面がコンパクトな点は良いものの、ゆっくり腰を据えて文字を書きたいときに、画面の小ささや普通のディスプレイという点がネックになっています。
そこで注目したのがソニーなどから出ている電子ペーパー。E-Inkディスプレイを搭載し筆圧検知機能がついていて、ノートにメモをしたりPDFに書き込んだりすることができる優れもの。ディスプレイと違い目にも優しいので長時間見続けることが出来ます。もちろんそこで作成したデータをパソコンなどで閲覧することもできます。
ただ気になったのがそれらの製品は、iPadほどスマートではなく、やっぱりパソコンありきの製品となっている点が問題。価格が安ければそれでも気になりませんが、ソニーの出しているDPT-CP1(10.3インチ)で税抜69,800円とかなり高い値段になっています。
単体でそれほど活躍できるわけではないのに、金額が高いため手を出しづらい製品になっていました。
これらの電子ペーパー端末に対して圧倒的なアドバンテージを持っていると思うのが「Yoga Book C930」。プラス3万円程度の価格でWindows 10とCore m3を搭載。単体でファイルをダウンロードして記入したり、手書きしたノートをクラウドにアップロードしたり、軽作業程度であればこれだけ持ち出してWordやExcelを使ったりという作業ができることが魅力。Windowsのソフトが普通に動くので、普通のノートPCのようにも使えます。
他の電子ペーパーはメモと閲覧が専門になりますが、データのダウンロードなどYoga Book C930なら他のガジェットなしでこれ一つで完結するのが魅力。そのために3万円程度高い金額を払うのはありだなと思っています。
一回じっくり使ってみたい
ただ、電子ペーパーの製品便利そうではあるのですが、Kindle Paperwhiteくらいしか利用したことがありません。実際Yoga Book C930などがどれほど便利に使えるのか未知数なこともあり、ちょっと10万円というお金を出すのを踏みとどまっているのが現状です。大学での研究生活に絶対便利そうには思えるので踏み出したいのですが、ダメだったときが怖いので買えないのも事実。数日試したいなあと思う今日このごろです。
Source:Lenovo|ソニー
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