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【レビュー】「ASUS Chromebook C223NA」 、Chrome OS入門としてもあまりおすすめできない

ChromeBook C223NA Chromebook

人生で初めてChrome OSを触れる製品としてASUSの「Chromebook C223NA」を選択してみたのですが、値段が安いながらも良いところはあったのですが、実際に常用していく上ではかなり厳しい部分もあったので、まとめていきたいと思います。

誤解して欲しくないので、予め述べておきますが、Chrome OSだからダメというよりは、C223NAだからおすすめできないということを念頭においてください。

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外観はおしゃれ

外観は全体的にコンパクトで、天板はプラスチック感がありますが艶があっておしゃれです。これくらいの質感なら毎日持ち出して少々傷がついたとしても、あまり心配ないれべるでカジュアルに使用できます。

ディスプレイがダメ!

ChromeBook C223NA
筆者が一番ダメだと感じたのが、ディスプレイ。正直2019年にもなって未だにこんなのがあるんだというのが率直な評価。

スペックとしては11.6インチ (1366×768) ノングレアタイプ。解像度やサイズ感も問題ないのですが、発色がダメ。ディスプレイと顔の角度を並行にして、真正面からみれば一応問題なく見れますが、少し角度をずらすと非常に見にくくなります。特に、スマホとかタブレットとかでキレイな画面をみるのに慣れていると、直視するのがしんどく、長時間の作業はキツめ。

キーボードの打鍵感は悪くない

個人的に評価しているのはキーボード。11.6インチと小さいながらもギリギリまでキーサイズは大きくなっており、良好です。こちらはディスプレイとは異なり長時間の文字入力でも気にセず行えます。
トラックパッドは少し剛性が弱いため、ペコペコしていますが、実用上に不満はないですね。

Chrome OSとCeleronとRAM4GBは?

WindowsだとRAM4GBしかないパソコンだと、Chromeでブラウザ複数開くだけでかなり動作はキツイですが、こちらはChrome OSが軽量なためか少々マシ。ブラウザ開いて調べ物とかTwitterとか、料理の合間にレシピみたり、YouTubeみたりといった使い方は、サクッとできちゃうのですごく良いですね。子供がインターネットに触れるきっかけだったり、PCに疎い家族に渡すには、これくらいのスペックでOK。Windowsと違って、細かいあれこれを気にしなくても、使えるので慣れるハードルは低め。

CrostiniでAnaconda-Navigatorを起動して、ブラウザのタブが複数開いている状態だとフリーズも(こんな使い方は想定されていないと思いますが)。

コンセプトは悪くないが、ディスプレイで台無し

C223NA自体は、コンパクト軽量・USB Type-Cでの充電もでき、MacBook Proのサブ機として使えそうだったのですが、ディスプレイを長時間みるのはやっぱり厳しくなり、手放すことにしました。これはChrome OSだからというよりは、デバイス本体の問題。

一方Chrome OSとしての総評は、CrostiniでLinuxアプリに対応したことでできることが圧倒的に増え、得意なことが増えた印象。「WindowsやMacにできてChrome OSにはできない….」「Androidアプリが使える様になった…」とか言われますが、そもそも製品としてのジャンル、得意としている分野や対象者が違い、現状のChrome OSは、セットアップを気にすることなく、スマホのようにサクッと利用できるパソコンといった印象。

ただし、「実際使ってみないとわからない、でも手を出しづらい」という人のためにアドバイスするなら、スマホとパソコン(デスクトップ・ノート)をもっててタブレットを持ってない人は、使ってみる価値はあると思います。ちょっとしたスマホでは物足りない、でもパソコンでは面倒くさいを埋めてくれるデバイスになるはずです。


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