これまで3年間MacBook Pro 13インチモデルを使ってきましたが、これから先のMacがどうなっていくのか(アプリ対応の面)わからず、環境として安定したデバイスを使いたいと思い、Windowsだけれども「MacBook Pro 13・16」っぽいノートパソコンを探して、特徴をまとめてみました。
「MacBook Pro 13・16」的なノートパソコンとは?
- 13インチ・15(16)インチの設定がある
- デザインがオシャレ・テンキーなし
- スペックがそこそこ良い
今回設定した条件としては以上の3点。13と15インチで同系等のモデル設定が存在すること、デザインがオシャレでなおかつ15インチモデルにはテンキーがないこと、あとはスペックが良いの3点が条件。
WindowsノートPCだと15インチモデルになると急にテンキー搭載モデルになりますが、見た目的にもバランスが悪くいまいち。筆者自身普段合っても全く使わないので、今回はテンキーなしモデルをメインに紹介しています。
Microsoft Surface Book 3 13・15
いわずとしれたMicrosoftのSurface Book 13と15。国内では2020年5月に発表されたばかりの新モデル。Surfaceシリーズの最上位モデル。13インチと15インチモデル、基本構造やデザインはほとんど変わらず、テンキーも無しでシンプル。
端子は、USB Type-A x 2、USB Type-C (USB PD 3.0) x 1、3.5mmヘッドホンジャック、Surface Connect、フルサイズ SDXCカードと、比較的汎用性の高い構成になっています。
- タブレットスタイルになる
- ペンも使える
- 13インチにも外部GPU
- 値段が高い
- 重い(13インチ:1.5kg~)
これから紹介する他のモデルとの、大きな違いとしてはタブレットスタイルとグラフィック性能が高い(外部GPU搭載可)な点。13インチモデルでも、動画編集をバリバリこなしていきたい!という場合にはおすすめのモデル。
ただ、上の2つポイントに魅力を感じず、持ち運んで作業することが多い場合には要注意。13.5インチモデルでも最低1,534gと、このサイズのノートパソコンにはしては重め。15インチモデル関しては1,905gなので、許容範囲内といえるでしょう。
13.5インチモデルの最安値は209,880円から。外部GPU搭載なら238,800円から。一番最安のCore i5モデルに関しては外部GPUが搭載されていないので、タブレットスタイルを重視しないのであればSurface Laptop 3の方がお買い得。13.5インチモデルは外部GPUが搭載されていることにどこまで価値を見いだせるかが購入ポイント。
15インチモデルの最安値は265,800円から。Core i7-1065G7・RAM16GB・SSD256GB、GeForce GTX 1660 Tiという構成。CPUに関しては後に紹介するXPSやENVYシリーズよりも性能が低いので、購入するときに決めてとしてはデザインとタブレットになるかどうかが肝ですね。
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DELL XPS 13・15
DELLのモバイルノートPCの中でも最上位モデルとなるXPSシリーズ。このブログでも何回か紹介したことがあります。
- 圧倒的狭額縁
- 4Kディスプレイの選択肢
- 17インチの選択肢も
- 端子が少ない(USB Type-C×2 etc)
- 外部GPUは15インチ以上
魅力としては、他のモデルにはない圧倒的な狭額縁。新モデルになってから3辺だけでなく、4辺全てが細くなっており13インチでありながらも、11インチなみのサイズ感を実現しています。15インチモデルについても、このクラス最小を謳うレベルになっており、持ち運びを重視するのであれば非常に魅力的なノートパソコンになっています。13、15インチに加え、17インチの設定もあります。
ただ、13インチモデルはThunderbolt 3 × 2にMicroSDと3.5mmヘッドセットジャック、15インチはUSB 3.1 Type-C、Thunderbolt 3×2、SDカードスロット、3.5mmヘッドセットジャックという構成でUSB Type-Aは無し。13インチモデルに関しては端子が少し少ないかなという気もしますが、ハブを使えば増やせますし、何よりThunderbolt 3なのでeGPUを利用してのスペックアップを図れます。
13インチモデルの最安は179,980円から。シンプルさ・持ち運び安さを重視するのであれば狙っていきたいモデル。
15インチモデルは最安199,980円から。Core i5-10300H・RAM8GB・SSD512GBという構成で外部GPUは搭載無し。外部GPUありの最低価格は234,980円で、Core i7-10750H・RAM8GB・SSD512GB・GeForce GTX 1650 Ti 4GB 搭載。Surface Bookよりは安く、ENVYシリーズよりはコストパフォーマンスは悪くなっています。
HP ENVY x360 13・ENVY 15
HPに関しては、あえてSpectreシリーズではなくENVYシリーズからの選択。理由としては質感と価格。ENVYシリーズはSpectreシリーズの下に位置するモデルですが、廉価モデル感はなくクオリティに関しては上位モデル並。特にENVY x360 13はSpectre x360 13をAMD Ryzen搭載に変えただけといっても過言ではないレベル(有機ELの選択やデザインは少し違いますが。)
- コストパフォーマンスに優れる
- デザインもオシャレ・質感高い
- 13インチは折り返してタブレットに
- キーボードの配列が少し変(横一列多い)
13インチモデルはインテルのCPU搭載のENVY 13ではなく、AMDのRyzenシリーズを搭載したENVY x360 13がおすすめ。最安モデルはRyzen 3 4300U搭載で7万円(通常94,800円)。最上位モデルのRyzen 7 4700U・RAM16GBモデルでも95,000円となっています(通常129,800円)。Ryzenは非常にコストパフォーマンスが良く、一番下のグレードでも他の13インチノートに搭載されているCore i7より性能が高いとも言える程に。
15インチモデルはENVY 15がおすすめ。他のSpectreシリーズの15インチモデルはテンキー搭載なのですが、このモデルに関してのみテンキー非搭載。重量は2.15kgと重い部分もありますが、最安モデルでも179,800円で、第10世代Core i7-10750H・RAM16GB・SSD512GB・GeForce GTX1660 Ti Max-Q搭載。紹介した3モデルの中で一番コストパフォーマンスが高いのがこのモデル。重量が200g程度重くなりますが、他より数万円安くなっています。
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