iPadやiPad miniにこれまで、必ずと言っていいほどApple純正のSmart Coverを購入してきたのですが、ついにやめるべきときが来たかもしれません。
この記事では、Smart Coverの致命的な欠点と、それらに対する解決策としてのMOFT Xを紹介します。
Smart Coverの問題
- ×:汚れやすさと耐久性
- ×:スタンドの角度が2段階
- ×:持ちにくい
- ×:値段が高い
Smart Coverは、オシャレでディスプレイ保護も可能な反面、問題がいくつか存在します。
まず、汚れやすさと耐久性の問題。Smart Coverのディスプレイに接する面はマイクロファイバー素材。柔らかくディスプレイを保護するという点では優れていますが、使わないときに裏返して机に置くと、机の上の汚れやホコリ、チリなども回収してしまいます。使っていくうちにどんどん汚れますし、チリなどでディスプレイが傷つく可能性を考慮すると、結局保護フィルムも必要になります。
2点目は、スタンドとして利用できるのが横画面のみで、しかも2段階限定という問題。動画を見るときには横画面で問題ないのですが、電子書籍をMacの横において眺めるときやTwitterなどを流し見するサブディスプレイ的に利用するときには縦画面で使いたいシーンもあり、そうした場合には不便。
更に、電車内で電子書籍を読んだり、街中で地図をみるときには、Smart Cover部分が微妙に滑りやすく分厚く感じてしまうので、持ちにくさも感じています。
最後はやっぱり値段もネック。iPad mini用でも4,950円、10.2インチ用などは6,000円以上の値段に。傷つき破れて買い換える可能性を考えると、決してお買い得とは言えません。
MOFT Xの良い所・悪い所
- ○:おしゃれ
- ○:縦横3段階、計6種類の角度
- △:背面の厚さ増が気になるかも?
- ○:Smart Coverより安い
角度調節が縦横3段階、計6種類あるのも、Smart Coverにはない魅力。
純正ケースに匹敵するとされる薄さは魅力的ですが、分厚くなる部分が背面全体ではないため、Apple Pencilでメモを取るときなどにガタついたりしないかは不安なところ。Apple Pencilなどのスタイラスなどで書いても問題ないというレビューも見かけますが、実際にどのような用途でどういった筆圧で大丈夫だったのか不明です。
一番重要な値段に関しては、2,980円とSmart Coverよりも遥かに安くなっています。Smart Coverを購入するにしても、保護ガラスを購入したり、背面ケースを購入したりすることを考えると、トータルコストではMOFT Xを購入する方が安く済みます。
タブレットスタンドをMOFT Xにしたい
現時点では、iPad miniにガラスフィルムとケースを付け、以前紹介したダイソーのタブレットスタンドを使っています。スタンドは活躍していますが、やっぱりタブレットと分離してしまうので、持ち運ぶ際に忘れることもしばしばあります。
出先などでもスタンド機能が欠かさず欲しいことを考えると、iPadにくっつけられるものの方が便利。そうなるとSmart CoverかMOFT Xとなるわけですが、ここはMOFT Xを買ってしまう方が良いのかなと考えています。
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