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【レビュー】2020年にApple Siliconまでの繋ぎとして「MacBook Air (2018)」買ってみた

MacBook Air 2018 Mac

これまで2017年モデルのMacBook Pro 13を使ってきたのですが、3年が経過しバッテリーの持ちや動作に不満を感じるように。サクッと2020モデルを買いたい所ですが、ARMになったApple Silicon Macが年内に登場するという話もあり、うかつに手を出しづらくなっています。そんな中、繋ぎのつもりで2018年モデルのMacBook Airを購入してみました。

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なぜMacBook Air 2018なのか

  • バッテリー持ちを良くしたい
  • コストを抑えたい

大きなポイントは上記の2点。3年以上MacBook Pro 2017を使っており、当初に比べてバッテリーの持ちが悪くなり、改善するためには買い替えかバッテリー交換が必要でした。本来であれば、2020年モデルのProかAirに買い換えるのが順当なのですが、年内にApple Silicon搭載のMacが登場の噂もあり、すぐには手を出しづらい状況。

Apple Silicon Macが未知数とはいえ、安価かつ高性能で既存の環境が動作するのであれば、それを購入したいというのが本音です。Apple Silicon Macがダメで、2020年モデルを買うにせよしばらく様子見したい所です。

そんな中思いついたのが、整備済み品や状態の良い中古のMacを購入してしばらく繋ぐという方法。現在、2019年モデルがApple Storeの整備済み品として79,800円で販売されています。筆者の場合は、約7万円でApple Care付きで充電回数の少ない中古を発見したため、それを購入してしばらく使ってみることにしました。

モデル MacBook Air 2018 MacBook Pro 13 2017
CPU Core i5-8210Y(2コア4スレ) Core i5-7267U(2コア4スレ)
RAM 8GB
SSD 256GB
指紋認証 ×
重量 1.25kg 1.37kg
Geekbench(シングル) 735 807
Geekbench(マルチ) 1468 1920

乗り換えるにあたって懸念点となったのがCPUのスペック。日常的に高性能なCPUが必要というわけではありませんが、要所要所ではCPUやRAMの性能を要求する作業を行います。上の表でもGeekbenchのスコアがわずかに低くなっています。

一方重量や寸法面では、MacBook Airの方がスリム。実際に持ち運んで利用してみて、繋ぎ的な立ち位置として2018年や2019年モデルを購入するのはありなのか見ていきます。

外観:Proよりも軽量持ちやすい

MacBook Air 2018
MacBook Airは、MacBook Proをベースに、キーボード手前側が薄くなったデザイン。重量が1.37kg→1.25 kgになり少し軽くなっています。

このあたりは実際の数値よりも体感で感じる差は大きく、Proは出かける際に使う必要がなければ持ち歩かないというスタンスでしたが、Airは特に必要がなくても持ちあるく気にさせてくれますProにあった重々しさはなく重量以上に気持ち的な軽さを感じます。

性能:少し遅さを感じる

MacBook Air 2018
ブログを書いたり、ブログ用に撮影した写真を編集したりといった動作については全く不満がなく、快適に利用出来ています。データ分析も同様に軽量なものであれば、特に性能差を気にすることなく行えています。

ただ、大きめのデータを使っての分析ややたくさんのウィンドウを切り替えての作業、Zoomと画面共有をセットで行うなど重めの作業に関しては、やっぱり性能不足を感じます。

筆者の場合、自宅にはMac mini 2018があり負荷の掛かる作業に関してはこちらで行う用にしていたため、実用上において大きな問題はなかったですね。ただし、これまでMacBook Pro1台で、動画編集や重めの作業などをこなしてきた人にとってはMacBook Airの2018/2019モデルは物足りなく感じてしまうことでしょう。もし性能を重視するのであれば、本来の趣旨からは外れてしまいますが、TDPアップやコア数が増加している、Airの2020年モデルにはしておきたいところですね。

指紋認証:素早く作業に

MacBook Air 2018
前のMacBook Proには搭載されていなかったので、筆者にとっては初のMacでのTouch ID体験。スマホで既にその利便性を体感していましたが、画面を起動して指を乗せるだけでログインできるのは非常に便利。パスコードの入力ミスに手間取ることなく、画面を開いてすぐログインできるので、作業にかかるまでの心理的なハードルは低くなります。

総評:トータルでは満足、Apple Silicon Macが待ち遠しい

MacBook Air 2018
性能的な懸念点があり、とりあえず繋ぎのつもりで購入してみましたが、思ったよりも使えていて満足しているというのが結論。ぶっちゃけた所、iPad ProとSmart Keyboardと同じくらいの感覚で持ち運ぶことができ、iPadには出来ないことができるので筆者にとってはかなりハマるデバイスになりました。

勿論性能に関する不満点が少しあるので、それを解決するためにApple Siliconや2020モデルなどの高性能なモデルが欲しいとは思うものの、十分繋ぎとして活躍してくれそうです。


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