ファーウェイは、3万円前後で購入可能なタブレットMatePad 10.4用純正キーボードケース「HUAWEI SmartKeyboard」を発売しました。
これまでMatePad ProとMatePad 10.4の差は、スペックの違い・ペンの充電方法・純正キーボードの有無でしたが、これでほとんど差がなくなったことになります。
ケースとキーボードが一体化
MatePad 10.4のものに関しては、背面に磁石で張り付くのではなく、ケース式になっています。
Proでは背面にくっついていただけだったので、タブレット単体として利用したい場合は気軽に取り外しすることができましたが、10.4の場合は少し取り外しに手間取ることがあるかもしれません。
ペアリングと給電方法
Webサイトに記載がなくサポートに問い合わせて確認をしたところ、ペアリング方式は、Bluetooth方式で横のOn/Offスイッチのボタンをクリックしてペアリングします。キーボードに関しては充電式で、同じく側面にあるUSB Type-C端子から充電を行います。
MatePad Proはワイヤレス充電に対応していたため、キーボードに乗せるだけでペアリングが行われていましたが、MatePad 10.4では安価なモデルのため少しスマートさには欠けます。
充電時間やバッテリーの持ちの記載がなく、こちらはサポートに問い合わせている最中なので、返答があり次第回答を載せたいと思います。
返答があったので追記しました。↓
バッテリー容量、駆動時間と充電時間
- バッテリー容量:178mAh
- バッテリー駆動時間:550時間(22日~23日)
- 充電時間:100分
ファーウェイ・ジャパンより先日問い合わせた内容について返信がありました。バッテリー容量は178mAh、バッテリー駆動時間は550時間、充電時間は100分となっています。
駆動時間は22~23日程度持つようなので、充電器やバッテリー残量を気にしながら使う必要性はなさそうです。
MatePad Pro同様のキーストローク
キーストロークに関してはMatePad Pro同様の1.3 mmのキーストローク。Proのキーボードを使用したことがありますが、視覚的な沈み込みがあり打鍵感は良好。ブログ執筆などある程度の長文を書く際にもそこそこ快適に利用できます。
総評:MatePad 10.4をPro的に使うならおすすめ
これまでMatePad 10.4でキーボードを利用するのであれば、サードパーティーのBluetoothキーボードか、Proに買い換えるかしか選択肢がなかったのですが、選択肢が広がった形になります。
価格は9,444円とProモデルの約1.5万円より安くなっており入手しやすくなっています。純正でデザイン的に見た目の良いケースと、質の良いキーボードが付き、実質Proとして使えることを考えると購入する価値があると言えそうです。
Source:HUAWEI
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