Acerは10月21日に、Snapdragon 7cを搭載した「Chromebook Spin 513」を発表しました。価格は399.99ドル(約41,902円)からで、北米市場では2021年2月に発売予定です。
Chromebookとしては初となるSoCにはSnapdragon 7cを採用。重量は13インチサイズながら1.2kgだったり、アルミボディにゴリラガラスのタッチディスプレイなど魅力的な部分がいっぱいなモデルです。
Chromebook Spin 513のスペック
OS | Chrome OS |
---|---|
CPU | Snapdragon 7c(8nm, Octa-Core) |
RAM | 8GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 13.3-inch full HD IPSタッチパネル |
バッテリー容量 | 14時間 |
サイズ・重量 | 厚さ15.55mm、1.2kg |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
Wi-Fi | 802.11ac Wi-Fi with 2×2 MIMO |
LTE | 対応モデルあり |
その他 | USB Type-C(USB 3.2 Gen 1, DP)×2, USB 3.2 Type-A |
価格 | 399.99ドル(約41,902円) |
CPUには8nmプロセス、オクタコアのSnapdragon7cを搭載しています。これまでIntel系か、そこまで性能の高くないMediaTek系が多かったChromebookですが、ARMベースのSoCとして性能が非常に高い、QualcommのSnapdragon搭載モデルが投入されます。
価格や詳細自体は未発表ですが、4G LTEモデルも用意される模様で、単体で外出先での活用もはかどりそうな所。
Chromebook Spin 513の特徴
デザイン:アルミボディとGorilla Glassのディスプレイ
ボディは、耐久性とスタイリッシュさを高めたアルミニウム製のトップカバー。ボディに占めるディスプレイの割合は78%と狭額縁、更にディスプレイは13.3インチフルHD IPSで、画質にも期待できます。加えて、Gorilla Glassなのでタッチ操作や傷などに対しても安心して行うことが可能。
薄くて軽量:1.2kgと持ち運びにも
13.3インチサイズで重量は1.2kg。このサイズのノートパソコンとしては平均かそれ以下の重量となっており、かばんに入れて毎日持ち運ぶのに適しています。
厚さに関しても15.55mm。MacBook Airの厚さが1.61mmなので、それよりも薄いため、実機は数字以上に薄さを感じることでしょう。
豊富なポート
薄型なので、ポートが少ないかと思いきや、USB Type-C×2ポートに加えUSB Type-Aにも対応。ポート自体もUSB 2.0ではなく3.2なので、力の入れ具合を感じます。
360度回転するヒンジ
Spinシリーズ特有の360度回転するヒンジを採用。テントモードでタッチ操作をやりやすくしたり、タブレットモードで電子書籍をみたりなど、活用の幅は広め。
まとめ:399ドルとは思えないクオリティ
価格は399.99ドル(約41,902円)と比較的お手頃で、北米での販売時期は2021年2月からと少し先になっています。4G LTEモデルはこの値段よりも高くなるでしょう。
Snapdragon搭載で、筐体や細かな部分のスペックをケチらず、製品としての全体的な質も高め。既に日本語の製品ページもあり、 Chromebook Spin 713などハイエンドモデルモデルの投入も行っているので、Spin 513も日本発売が期待できそうです。
筆者としては国内発売に関わらず、狙っていきたいChromebookになっています。
公式動画
Source:Acer
コメント