タイトル通り、縦横寸法は全く同じなのですが「iPad Air 第3世代 (2019)」に「iPad 第8世代」用のガラスフィルムを貼ることはできないというお話です。
画面サイズも近いし(10.5インチと10.2インチ)、Smart Keyboardも共通化されてるし、ということでiPad 第8世代用のガラスフィルムを貼ったのですが、iPad Air 3には合いませんでした。
iPad Air用に第8世代のフィルムを買った理由
今回購入したのは、10.2インチサイズ「iPad 第7/8世代」対応のこのガラスフィルム。もちろん、この商品ページにはiPad Air用なんてことは書いていないので、この商品自体が間違っているわけではありません。
筆者が非対応にも関わらず、間違って購入してしまったのは、上記の商品を見かけたのが理由です。先程の商品では「iPad 第7/8世代」のみでしたが、こちらは「iPad 第7/8世代」にも「iPad Air 3 / Pro 10.5」にも対応しています。
「10.2インチのiPadと10.5インチのiPad Airは、ガラス部分のサイズが同じで、ベゼルの太さが違うだけ」と筆者は直感的に誤解してしまいました。そのまま両対応しているものを買っておけば良いものの、上の安い方を購入することに。完全に安物買いの銭失いです。
どれだけサイズが合わないか
ホームボタンに合わせると、インカメラ部分には合わず3mm程度の隙間が生じます。左端にも2mm程度の隙間ができています。
逆にインカメラ部分に合わすと、ホームボタンに合いません。うまく調整してインカメラとホームボタンが収まる範囲で貼ることを試みましたが、それも無理でした。間違って購入した場合、流用することは難しそうです。
本体サイズはほとんど同じな10.5インチ・10.2インチiPad
モデル | 寸法 | 重量(カッコ内はCellular) |
---|---|---|
iPad Air 3(2019) | 250.6 × 174.1 × 6.1mm | 456g(464g) |
iPad 第8世代 | 250.6 × 174.1 × 7.5mm | 490g(495g) |
10.5インチのiPad Air 3と10.2インチのiPadの寸法比較。重量と厚さは異なりますが。縦横に関しては全く同じ、寸分違いません。となると、なぜあんなに小さかったのかというのが気になります。
あくまで推察ですが、このフィルム自体が元々小さめに作られていた可能性があります。インカメラの穴とホームボタンの穴は、その小さいサイズにおいて10.2インチのiPadに合うように作られていたのかもしれません。
両対応しているものは寸法が甘い?
先程上で紹介した「iPad 第7/8世代」と「iPad Air 3 / Pro 10.5」両対応のガラスフィルムですが、ホームボタン部分がU字になっています。ホームボタンとインカメラのサイズの違いを、このU字で吸収しているのかもしれません。
ということは、両対応しているものは寸法が甘くなっている可能性は十分にあります。購入する際は、10.2インチ・10.5インチに両対応しているものは避けつつ、それぞれ自分のiPadにちゃんと合ったものを選ぶ必要がありそうです。
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