片手で使えるおサイフスマホ「Rakuten Hand」発売！魅力的なポイントと見落としがちな欠点

楽天モバイルが、発売開始したばかりのスマートフォン「Rakuten Hand」。5.1インチと小さいながらも、Snapdragon 720G・おサイフケータイを搭載し、実用的な製品になっています。

今回は、18,182円と非常に低価格なRakuten Handの気になるポイントと、見落としがちな欠点を紹介していきます。

Rakuten Handのスペック

Snapdragon 720G・RAM4GB・ストレージ64GBを搭載。XiaomiのRedmi Note 9Sと同じSoCを搭載しており、普段の動作は快適、ゲームなどもそこそこ楽しめるスペックになっています。

おサイフケータイとIP52の防滴にも対応。普通の防水とは異なり、あくまで防滴レベルな点には注意が必要です。水の中に入れたり、風呂に持って入るのはやめておいた方が良さそうです。

またVoLTEに関しては、楽天モバイル回線のみ対応。

Rakuten Handの魅力ポイント

横幅が細い：片手で操作できる

Rakuten Handの良さとしては、その名の通り片手で持てるくらいのスリムなボディ。コンパクトさを売りにしているiPhone 12 miniよりも1mm以上細くなっており、持ちやすくなっています。

重量についても、iPhoen 12 miniの133gより軽い129gとなっており、最近のスマートフォンとしては非常に軽いと言えます。

片手操作という面でも魅力的ですし、おサイフケータイ要員としてFace IDしかないiPhoneのサブ機としての利用も便利そうです。

おサイフケータイ（Felica）搭載

楽天モバイルを高く評価できるポイントとしては、自社端末でありながらもおサイフケータイを搭載していることですね。しかも、値段も高すぎること無く、1.8万円という低価格に収められていることは評価できます。

画面内指紋認証・顔認証に両対応

1.8万円と非常に低価格でありながらも、画面内指紋認証と顔認証を搭載しています。

カメラのデザインがキレイ

Rakuten Handのカメラデザインは、Miniと近い傾向になっておりオシャレなデザイン。Rakuten BIGではカメラ部分の枠が用意され、その中が中途半端に塗りつぶされています。この中途半端な感じは、あまり魅力的なデザインには思えません。Rakuten Handは本体カラーを生かしたカメラデザインになっており、全体的なバランスも良さそうに見えます。

Rakuten Handの欠点

ディスプレイ解像度の低さ

ディスプレイサイズは5.1インチと小さいものの、1520×720のHD＋解像度で330ppi。最近のスマートフォンは安価なものでもフルHD（1920×1080）なことが多く、この点については微妙に粗さを感じるかもしれません。

ただし、最低限の解像度を備えており、安価でありながらも有機ELディスプレイなため、そこまで粗さを感じないかもしれません。

eSIMしか利用できない

もう一つの欠点としてはeSIMしか利用できない点。国内で使えそうなeSIMは楽天かIIJmioのデータ通信用しかなく選択肢は、ほとんどありません。筆者の様に、楽天モバイル回線はiPadで利用して、別の会社のSIMカードを挿して使いたいといった用途には向いていません。

厚さがある: 9.5mm

横幅は63mmと非常にスリムですが、厚みが9.5mmある点には注意が必要です。大きく持ちにくいといったことはなさそうですが、iPhone 12などと比較すると2mm近く分厚くなっているため、ポケットに入れた際に少しかさばりそうです。

総評：安いので買う価値はあるが….

Rakuten Handは、コンパクトでありながらも、有機EL・Snapdragon 720G・おサイフケータイを搭載するなど実用的な製品になっています。約1.8万円と非常に安いので、サブスマホとしても、普段スマホをあまり使わない人のメインスマホとしてもおすすめ。これから新規で契約したり機種変更で手に入れるのは、選択肢としてアリ。

もし、他社回線で利用したい場合は、eSIMのみしか利用できないので、回線自体の選択肢が少ない点には注意する必要があり、あくまで楽天モバイル回線で使うのであれば、良いスマートフォンと言えるでしょう。

楽天モバイルでRakuten Handをチェック

Source:楽天モバイル