コンパクトデジタルカメラが欲しくなったので、ソニーの「Xperia 1 Ⅱ」を購入してみました。「なぜコンデジにしなかったのか?」と、実際に使ってみた使用感を書いていきます。
コンデジとスマホ魅力を併せ持つ
薄さと軽さ
一番の魅力は軽さと薄さからくるお手軽さ。RX100シリーズだと厚みが41mm、重量が300gくらいある一方で、Xperia 1 Ⅱは7.9mmで181gになっています。
Xperia 1 Ⅱにをジーンズのポケットに常時忍ばせて、取り出すことが可能。コンデジでも同様のことはできますが、分厚さがあり邪魔になるタイミングが生じてきます。
すぐネットにアップできる
Xperua 1 ⅡはSIMカードがささるので、いつでもどこでも撮った写真をすぐにSNSにアップロードできます。その時食べたご飯やスイーツ、風景は、その場でアップしたいもの。
あとで時間をおいてから、転送してアップロードしようとなったとき、その場のライブ感や気持ちが薄れ、そのまま塩漬けになってしまうことも。Xperia 1 Ⅱなら撮ってすぐアップしたり、編集したりができます。
またディスプレイも非常に綺麗なので、ちゃんと撮影できているかどうかの確認を、細部に至るまで行えてしまいます。
シャッターボタン
Xperiaのハイエンドモデルに特有のシャッターボタンがあるのも、購入のポイント。シャッターボタンがあると、ポケットから取り出し、その手でカメラを起動し、片手で構えてサクッとシャッターを切ることができます。この点はカメラの良さを引き継いでおり、他のスマホには無い魅力です。
肝心の画質に対する評価
スマートフォンのカメラとしては、評価高め。色が好きですね。
メインカメラと超広角は、最近のスマホにありがちな色を盛った傾向とは異なり、RX100やミラーレス一眼レフのαシリーズに近い深めの落ち着いた色合いです。ビビッドな色合いの写真は、短時間しか見ることの無いSNSでは映えますが、壁紙にしたりあとからじっくり見返したりするときには、逆効果になってしまいます。
望遠カメラは、ちょっとメインカメラよりも薄めの色で出てしまい、ちょっと苦手な印象があります。
Xperia 1 Ⅱにかなり満足
2021年にXperia 1 Ⅲが登場してから購入しましたが、Xperia 1 Ⅱはかなり楽しめるスマートフォンです。普通のカメラアプリに加えてPhoto Proも搭載しているので、マニュアルやRAW撮影もでき、Xperia 1にあったスマホとしての不満点(指紋認証や持ちにくさ、デザイン)も完全に解消されているのも進化を感じられるポイント。
画質や4K120Hz、ハイスペックさを求めるのであればXperia 1 Ⅲをおすすめしますが、程良いバッテリー持ちに加え、お手頃感を重視するならXperia 1 Ⅱや型落ちになっていない5 Ⅱという選択肢も悪く無いんじゃないかと感じています。
作例
Xperia 1 Ⅱで撮影した作例をおいて起きます。作例はすべて横2000でリサイズしています。
コメント