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【今年のベストバイガジェット2021】「MacBook Air」を9ヶ月間使ってみてのレビュー:すべてにおいて不満なし

M1 MacBook Air Mac

M1チップを搭載した「MacBook Air」を購入して、9ヶ月が経過しました。今年も色々と購入しましたが、M1 MacBook Airほど、自分の生活で満足したガジェットはありませんでした。

今年のベストバイガジェット Advent Calendar 2021」15日目の記事です。昨日はガジェットショットのキリカさん(@kir1ca)で、「紫のiPhone 12 miniレビュー。2021年最も買って良かった、本当にお気に入りの一台」でした。

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ハイスペック & ロングバッテリー & 持ち運びやすさ

M1 MacBook Air
M1 MacBook Airの良さは、「ハイスペック & ロングバッテリー & 持ち運びやすさ」の三拍子が揃っている点。これまでのノートPCは、この3つのうち1つか2つを満たすものは存在しましたが、3つすべてをクリアするような製品はありませんでした。いずれかを得ようとすると、何かを犠牲にしなければいけない…そんな状態でした。

しかし、M1 MacBook Airはすべてを満たしています。SoCは圧倒的な高性能で動画編集をこなせるレベル、ビデオミーティングしても朝から晩まで使えるバッテリー、薄型でそこそこ軽く(ちょっと重くはありますが)かばんに入れて毎日持ち運べるくらい軽量になっています。なおかつ、この性能が11.5万円で手に入るというのは、非常に魅力的です。

加えて、発熱が少ないというのもポイント。2017年モデルのProや2018年モデルのAirは、ビデオミーティングや外部ディスプレイに接続すると、アツアツでしたが、M1 Airはとてもクール。かなりの負荷をかけない限り、熱くなることはありません。

iPhoneの欠点を補う:ProRAW編集も快適に

M1 MacBook Air
従来モデルのMacBook AirやMac mini (Core i7/RAM16GB) では、ミラーレス一眼で撮影したRAWファイルを現像するのは、動作が緩慢でかなりストレスの貯まる作業でした。また、画質的にも、四苦八苦しながら現像しても、それほどメリットは無いと感じていました。

使っていたミラーレス一眼が古くなり、次はスマホとカメラを一つにまとめたいという考えから、iPhone 13 Pro Maxを購入しました。画質には概ね満足しています。ただし、暗い室内でモノを撮ったときは、イマイチ好みの画質ではありませんでした。普通のJPEGを編集しても全然ダメ。

そこで初めて、Proシリーズに搭載されているProRAWで撮影することに。RAWならばJPEGよりも自分好みに編集することが可能です。M1 Macならば、数枚同時にRAWファイルを開いても、動作はスムーズ。

機能があっても編集するためのマシンがなければ意味が無いわけで、MacBook Airは新しいiPhoneの可能性を開いてくれました。

総評:日常生活の作業で困ることはない

M1 MacBook Air
M1 MacBook Airがベストバイになった理由は、日常生活、特に出先での作業で性能的に困ることがゼロになった点。性能、バッテリー、ひいてはコストにおいても、とっても満足しています。

どうしても数時間のヘビーな計算をPCにさせることがありデスクトップPCが必要なのですが、M1のせいで要求水準が上がってコストも上がり良い意味で困っています。

M1 MacBook Airは、大学生でも社会人でも、動画編集など新しいことを始めようとしている人、誰にでもとりあえず「これを買っておけば良い」と呼べる製品だと思います。

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