M1チップのiPad Air 第5世代(iPad Air 5)がとても人気ですが、筆者はiPad Air 4からの買い替えを見送ろうと思っています。
Air 5はProシリーズとほぼ同等で、7.5万円とお買い得にも関わらず、です。
iPadとMacの線引きをした
iPad Air 5を見送るのは、iPadの利用方法をはっきりさせたことにあります。これまで、iPadにはMagic Keyboardを付けて、ノートPC的にもタブレット的にも使える曖昧な状態にしてきました。
そうすると中途半端になるのが、使用法です。作業の快適さ(操作性やソフトの対応)などはMacBook Airの方が良いのですが、手に取りやすさや持ち運びやすさはiPadです。そのため、iPadを持ってきた日には、作業の効率性に物足りなさを感じますし、Macの日は重さに不満があるといった状態でした。
結局、1番重視するべきは作業効率なので、ノートPC的な作業をするデバイスは、MacBook Airに絞ることに決めました。これまでは、ノートPCを使いたいシーンで、MacとiPadのどちらを選ぶかは、半々くらいの確率でした。しかし、9割Macを持ち運び、本当に作業をするかどうか微妙な日だけiPadを持っていくことにしました。
じゃあiPadを何に利用するか?:インプットと僅かなクリエイティブ
- 読書:小説や実用書、論文など
- 動画視聴:YouTubeやDAZN、AbemaTV
- ノートへのメモ
- 簡単な写真編集とイラスト作成
そうすると、iPadで行う主な作業は、インプットのみに絞られます。読書したり、論文を読んだり、動画を見たりというのが主な使用用途です。アウトプット的な作業は、ブログ執筆や写真編集くらいで性能を必要とすることはほとんどありません。
iPad Air 4で十分満足度が高い
上記に挙げた作業をするなら、必要なスペックは、ホームボタンありのiPad 第9世代モデルで十分です。ただ、今更デザイン的にホームボタンありのiPadを利用する気が起きないため、Air 4を使っています。
デザイン・性能・コストのバランスを考えると、iPad Air 4から2, 3万円出してiPad Air 5に買い換えるメリットは、ありません。これまでは、ノートPCとタブレットの境界を特に決めていませんでしたが、それを明確にしたことでiPadに必要なものが見えてきました。
もちろん、クリエイティブやゲーム用途、メインPC的に毎日使うなど、少しでも性能が必要ならiPad Air 5に買い換える価値はあると思います。筆者の用途のように、MacBook Airを持っていてインプットメインで使うのであれば、別にそのままiPad Air 4で良いと思っています。
Source:Apple
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