2年近く使用したAirPods Pro(初代)が、バッテリー劣化のため、外出先での長時間のビデオ会議に耐えられなくなってきました。特に、2時間2本の会議などのときには、最後の方にはバッテリーが切れてしまうことも。
バッテリーがヘタってきてはいるのですが、まだ使えることもあり、対処法を色々考えてみました。
AirPods Proのバッテリー持ち・劣化について
Apple公式によると、AirPods Pro(初代)は、連続通話だと最大3.5時間利用できます。第2世代モデルの場合は、最大4.5時間です。マイクを使わず、音楽を再生するだけの場合、大体1~1.5時間程度使用時間が伸びます。もちろん、ノイズキャンセリングなどの利用によっても変化します。
現在2年使ったAirPods Proのバッテリー持ちは、2時間1本くらいの会議であれば、全然余裕な感じ。しかし、2時間2本(計4時間)で、休憩時間が短いと充電が追いつかず、最後の方は切断されてしまいます。
対処法
AirPods Pro(第2世代)やBeats Fit Proの買い増し
- コードレス環境の維持
- シームレスな乗り換え
- ハイコスト
- 充電や持ち運びの面倒さ
1つ目の対処法は、AirPod Pro(第2世代)やBeats Fit Proなどの完全ワイヤレスイヤホンを買い増すことです。
これの良い点は、コードレスな環境で、高品質なビデオ会議ができることと、AirPods Pro(初代)が壊れたり紛失しても、シームレスな乗り換えができることです。
悪い点としては、コストが掛かり過ぎてしまう点(最低2~3万円)と、2つの完全ワイヤレスイヤホンを持ち運んで定期的に充電してというのが手間になる点です。なんか2つも完全ワイヤレスイヤホンを持ち歩くのは馬鹿っぽくも思えます。
さらに、ほとんどのシーンで新しく買い替えた方ばかりを使い、初代AirPods Proは使わなくなるということが予想されます。
安価なイヤホンで乗り切る(EarPodsや1,000円程度のイヤホン)
- ローコスト
- 荷物にならない・雑に扱える
- コードが鬱陶しい
- 音質に妥協している
もう一つの方法としては、バックアップ用にEarPodsなどの安価なイヤホンを、カバンに忍ばせておくことです。
これの良い点は、ほとんどコストがかからない上に、充電が不要なため、ずっとカバンに放り込んで置くだけでOKです。
ただ、コードが鬱陶しかったり、音質に妥協せざるを得ない点には注意が必要です。特に、安価なイヤホンだと、音質がそれほど言い訳ではないので、AirPods Proが充電切れのときの緊急避難的な使い方しかできません。
折角、カバンの中に入っているにも関わらず、使用頻度が低いというのはもったいない気もします。
高音質なイヤホン(5,000円~1,0000円)
- 圧倒的な音質
- 荷物にならない・雑に扱える
- コードが鬱陶しい
3つ目の選択肢としては、高音質な(中華)イヤホンを買うことです。
今や、5,000円から1万円出せば、ハイブリッドドライバー(BA+ダイナミック)の高音質なイヤホンを購入することができます。ここ数年の進歩は目覚ましく、低価格帯の中華イヤホンの音質の向上には目を見張るものがあります。荒削りな部分もあれど、デザインは高級イヤホンかと見紛うほどで、音質もかなり勝負できる域へと進歩しています。
この方法の良い点としては、AiPods Proよりも圧倒的に高音質なイヤホンを持ち歩けるという点です。これまで紹介した2つの方法だと、上位互換・下位互換なためどちらか一方ばかり使うことが想定されます。
しかし、この方法であれば、利便性のAirPods Pro、音質重視の有線イヤホンという使い分けが可能になります。AirPodsのバッテリー切れ時の代替手段という本来の目的に加え、音楽を高音質で楽しみたいシーンや遮音性を高めてバッテリーを気にせず作業したいシーンでも利用可能です。
ということで↑を買いました。
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