【レビュー】2BA+1DDな高音質完全ワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Opera 05」：音質のコスパがとても良い

2つのBAドライバーにダイナミックドライバーを搭載した、高音質な完全ワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Opera 05」をレビューしていきます。

SOUNDPEATSより「SOUNDPEATS Opera 05」を提供していただきました。

SOUNDPEATS Opera 05のスペック

前面

背面

パッケージには、最近のSOUNDPEATS製品と同じく、全面にOpera05を装着した人、裏面に製品本体のデザインがプリントされています。

パッケージをあけると Opera05本体と対面。説明書は、蓋側に入っています。

Opera05の内容物は、イヤホン本体と充電ケース、交換用イヤーピース、充電ケーブルと説明書。

イヤーピースは、本体に付属しているのが中くらいのサイズで、それ以外には小サイズと大サイズが付属しています。イヤーピースを取り出す際には、落とすなどしてなくしやすいので気をつけましょう。

Opera 05は、光沢感のあるイエローゴールドカラーのパーツと、つや消しのマットブラックの塗装を組み合わせた、高級感のあるデザイン。

金属製ノズルを採用しており、音質へのこだわりや見た目へのこだわりも見せています。

AirPods Proとの比較

筐体サイズは、BAドライバーが2つに、ダイナミックドライバーが1つなので、少し大きめですが、装着感は良好です。歩いたり走ったりしても外れる感じはありません。

SOUNDPEATS Opera05

Opera 05のケースは、イヤホン本体と同じくつや消しブラックの筐体に、イエローゴールドのアクセントが設けられています。アクセント部分には小さく”Hear Your Imagination”と書かれています。

背面にはUSB Type-C

ケースの中にイヤホンが入っているときはこんな感じ。

AirPods Pro (第2世代)との比較

ケースは、比較的コンパクトです。搭載しているドライバーの数も大きく、イヤホン本体も大きめではありますが、手に持ちやすいサイズ感です。

コンパクトなAirPods Proのケースと並べてみても、厚みが少しあるくらいでした。

AirPods Proとの比較

Opera 05は、BAドライバーが2つに、12mmダイナミックドライバーが1つのトリプルドライバーの構成です。ダイナミックドライバーが、しっかりと下支えするような重低音を、BAドライバーが中高音を引っ張ってくれるので、非常にキレイな音質でした。

手持ちのAirPods Pro（第2世代）とも比較してみましたが、Opera 05の方が、音の解像度が高く全体的に高音質でした。Opera 05だとちゃんと音の1つ1つが分離されて聞こえてきました。Opera 05を使ったあとに、AirPodsに戻ると音質に物足りなさを感じます。

SOUNDPEATSの専用アプリから左右のイヤホンのバッテリー残量を確認したり、イコライザの設定や、ノイズキャンセリングの機能の切り替えが可能です。

イヤホン本体をタップすることで、音量の調整だったり、ノイズキャンセリングなどの切り替えや、曲送りなどが可能。これ以外にも音声アシスタント（Siri/Google Assistant）の呼び出しが可能です。

Opera 05ノイズキャンセリングは、これまでSOUNDPEATSイヤホンからは大きく向上した印象です。耳栓代わりにはなりませんが、全般的にノイズをカットしてくれます。外出先で静かな環境で音楽を聴く分には十分です。

ヒアスルー（外音取り込み）機能の性能は、フラットな音質で外からの音を取り込むことができます。取り込まれてくるサウンドは、比較的クリアでキレイなサウンドが聞こえてきます。アナウンスを聞き取るためにONにするといった用途でも十分利用できます。

ちょっと気になった点としては、掛けている音楽や音量によっては、モード切り替えサウンドが聴き取りにくくなっていました。

SOUNDPEATS Opera 05をしばらく使ってみて、このイヤホンは現在発売されている他のイヤホンと音質で勝負できるイヤホンに仕上がっていました。今まで2BA+1DDとスペックが良くても、実際の音がダメということがあったのですが、Opera 05は期待通りの高音質でした。

ネガティブな点を挙げるなら、ワイヤレス充電非対応や着脱センサーがないなど、高価格ハイエンドなイヤホンと比べると、機能面では少し劣る部分はあります。

ただ、通常価格約1.3万円でも、Makuakeの現在の出資価格だと約1万円から可能でお買い得。音質自体は高価格な完全ワイヤレスと十分勝負できるレベルにあるので、音質重視な人にはおすすめしたいですね。