Google Nest Hub（第2世代）を卓上時計兼PCスピーカーとして利用してみました。音質や使い勝手をまとめておきたいと思います。
スマートスピーカーをPCスピーカーとして使う
なぜスマートスピーカーをPCスピーカーに？
まず、PCスピーカーとしてスマートスピーカーに目を付けたのは、スペース的にいわゆる”PCスピーカー”的な大きい箱を2つ置きたくないけれど、そこそこの音質が良くあって欲しいという希望からでした。
コンパクトでシンプル（ケーブルレス）だけど、ある程度の音質を目指そうとするとBluetoothスピーカー一択になります。ただ、Bluetoothスピーカーの多くはバッテリーで、長期的な使用を考えるとバッテリーは製品寿命を縮める邪魔な存在です。
コンパクト・シンプル・音質がそこそこで、バッテリー非搭載となると条件を満たすのはスマートスピーカーでした。
HomePodやEchoではなく、Google Nest Hubか？
実は、HomePodやEchoをPCスピーカーとして使う試みは何度か行ってきました。Echoシリーズは、Bluetooth接続時に「〇〇〇に接続しました」というサウンドが毎回流れ、接続音はかなりうるさめ。（Wi-Fi接続が切れるとこのサウンドは鳴らないようですが、スマートではなくなります。）
HomePod miniも試しましたが、MacでもWindowsでもサードパーティアプリを使わないと、遅延なく動作しません。短期的には安定して使えましたが、長期的な使用では不安定さもあり、いまいちでした。
という中で、候補に挙がったのがGoogle Nest Hub（第2世代）でした。春頃に5,480円と半額になっており、Google系の製品を試したことがなかったので使用感を知りたいというのと、ディスプレイ付きでフォトフレームや卓上時計として利用できるのが購入のポイントでした。
Google Nest HubをPC用Bluetoothスピーカーとして使った感想
基本的には家に帰ってきて、PCのBluetoothの接続欄からNest Hubを選択して接続します。接続音は、「ポロン」という目立たない感じの音で、シンプルです。家にいる場合は、比較的長時間接続されたままですが、スリープなどでBluetoothがOFFになると接続が切れます。人によってはいちいち接続するのが面倒と感じるかも。
音質はかなり良好です。MacBook Airの内蔵スピーカーと比較しても、Nest Hubのフルレンジスピーカー（43.5mmドライバ）は、低音域の引き締まりが良く、パワフルなサウンドを流してくれます。低音に偏ることなく、高音域もバランス良く綺麗に聞こえます。音にこだわりがなければこれでOK。
卓上時計としてのGoogle Nest Hub
Google Nest Hubは時計を全画面表示させることができるので、卓上時計としても利用可能です。
時計のバリエーションは9種類ありますが、どれも筆者にとってはピンと来るデザインではないのが残念です。色の調整や天気を表示させるなど、カスタマイズ機能があって欲しい所。アートギャラリーやフォトフレームでは、写真と天気が表示可能ですが、卓上時計にするには時計表示が小さめです。
時計としての機能をフルに活用したいのであれば、「時計の全画面表示」を使う必要があります。また、明かりや人が近くに来たことを感知して、ホーム画面表示をしてきたりもするので、いつ見ても時計を表示させておきたい人にはストレスを感じる部分かもしれません。筆者はそこまでではないので、気になっていません。
総評：完璧ではないけど、まあまあ便利
毎日持ち運んでいるMacBook Airとの組み合わせなので、Googe Nest Hubと接続するのはそれほど手間に感じていません。机の上もMacとディスプレイとNest Hubとデスクライトなので、かなりスッキリしました。この使い方ならおすすめできると思います。
ただし、デスクトップPCと組み合わせるなら、毎日接続するのはかなり手間なので、再考の余地は十二分にあると思います。Echo 第4世代とおしゃれな卓上時計あたりが候補になるかな~とは思っています。
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