SOUNDPEATS GoFree2は、オープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンです。今までオープンイヤー型といえば、カナル型と異なり音質面でチープな印象があったり、外部音が聞こえることから避けていたのですが、SOUNDPEATS GoFree2はその印象を覆してくれました。
音質は良く、外部音が聞こえると日常生活で便利なシーンも多めで、個人的には「SOUNDPEATS GoFree2」は高評価な製品です。
「SOUNDPEATS GoFree2」をSOUNDPEATSより提供していただいたのでレビューします。
SOUNDPEATS GoFree2のスペック
ドライバー | 16.2mmダイナミックドライバー |
---|---|
方式 | オープンイヤー型 |
Bluetooth | Bluetooth5.3 (マルチポイント接続 / 低遅延モード) |
コーデック | AAC / SBC / LDAC |
充電時間 | 2時間 |
再生時間(単体) | 9時間 |
再生時間(ケース使用) | 35時間 |
充電 | USB Type-C |
重量 | イヤホン片方 7.2gケース込58.6g |
防水 | IPX5 |
その他 |
価格とクーポンコード
SOUNDPEATS GoFree2は、通常価格7,800円で販売されています。ただ、今はブラックフライデーセール中なので6,698円で購入可能です。商品ページに10%OFFクーポンがあり、これを適用すると更に安値で購入できます。
- 5%OFFクーポンコード:GOF2BK5BG1
- 価格(10%OFF & 5%OFF):5,693円
また、商品ページの10%OFFクーポンに加えて、上記の5%OFFクーポンを適用可能。これらのクーポンをすべて適用すると5,693円と、通常価格よりも2,200円OFFで購入できてしまいます。
SOUNDPEATS GoFree2の開封&付属品
最近のSOUNDPEATS製品でおなじみのデザインのパッケージ。
開封すると、説明書は箱の蓋側に入っています。内容物は、イヤホン本体と充電ケース、説明書になっています。充電ケーブルや充電器は付属しませんが、USB Type-Cで充電可能なので、お手持ちのスマホのものを流用できます。
デザイン:
充電ケースは、SOUNDPEATSのロゴが入ったシンプルなデザインのケース。硬質というよりは柔らかさを感じるなめらかな手触りで、ちょっと指紋などは目立つかもしれません。
背面には、USB Type-Cがあります。
蓋を開けると、イヤホンと対面します。
SOUNDPEATS GoFree2は、耳掛け式のオープンイヤータイプのイヤホン。グロスブラックとマットブラックのツートン構成になっており、かっこいい仕上がりに。ハウジングにはSOUNDPEATSのロゴが入っています。
SOUNDPEATS GoFree2の良いところとして、耳に触れる部分は、シリコン素材のような柔らかいプラスチック素材になっています。肌と接する部分は柔らかくなっているので、装着感は良いです。
ちなみに、開封時には充電の接点部分に絶縁用のシールが貼っているので、剥がして充電してから利用しましょう。
イヤホン本体はそこまで大きくはなく、扱い安いサイズ感です。
基本的にすべてプラスチック素材ですが、メタリックな部分は金属を使用しているかのような上質さがあります。
音質:広がりを感じる低音
オープンイヤー型としてだけでなく、普通の完全ワイヤレスイヤホンとしても、音質は良いと思います。16.5mmと大きめのドライバーを採用しており、低音は広がりを感じられ迫力は抜群です。また、全体の音の傾向として、低音に寄りすぎるすぎるのではなく、高い音なども綺麗に鳴ります。クラシックの楽曲などを聴いても、バランス良く楽曲を楽しむことができました。
昔のオープンイヤー型といえば、どうしても音がスカスカな印象があり、ずっと敬遠してたのですが、SOUNDPEATS GoFree2はその印象を覆してくれました。ほとんど、外の音が聞こえること以外は、カナル型と同等の音質に感じました。
耳掛け式で安定した装着感
耳掛け式なこともあって、装着感は非常に安定しています。カナル型と違い、耳に引っ掛かった状態なので、飛び跳ねたり走ったりしたときの衝撃でズレてくることはありません。また、汗をかいても、外れてこないのも運動する際にはとてもありがたい点です。
安定した操作感
ハウジングのメタリックな部分はタッチセンサーになっており、再生停止などの操作を行えます。再生・停止はダブルタップ、左右をタップは音量の+-の操作に割り当てられています。それ以外にも電源のON/OFFやゲームモードの切り替えなどもできます。操作に対する反応はリニアで操作しやすくなっています。
マルチポイントで2台同時接続
SOUNDPEATS GoFree2は、2台に同時接続可能なマルチポイント接続に対応しています。例えば、スマホとタブレットに同時接続しておけば、特に切り替える必要もなく、利用することができます。
ちなみにマルチポイント接続時は、LDACでの接続ができないので注意しておきましょう。また、後述のアプリでマルチポイント機能をONにする必要があります。
アプリから設定可能
SOUNDPEATSアプリ(iOS・Android両対応)を利用すれば、SOUNDPEATS GoFree2の設定が可能。イコライザーやマルチポイントの接続、ゲームモードの切り替えなどを設定できます。
オープンイヤー型の魅力:外部音がクリアに聞こえる必要性
- 屋外でのランニングなどスポーツ
- 自宅での家事
- 長時間イヤホンを装着して音楽を聞きたいとき
今までイヤホンはカナル型一択だと思っていたのですが、オープンイヤー型だと嬉しいシーンも多くあることに気づきました。特に、耳を塞がずダイレクトに外部音が聞こえて欲しい場面で活躍できます。
屋外ランニングしているときはやはり安全性を考えると、周りの音が聞こえないと危ないですし、家事をする際にも火や水の音が聞こえるかどうかは重要です。ハイエンドなイヤホンの外部音取り込みは優れていますが、それでもやっぱりダイレクトに聞こえるかどうかは大きな違いを感じました。また、スピーカーだと音がノイズにかき消されるシーンでも使えたのは大きなポイントです。
総評:一つ持ってると便利なオープンイヤー型
SOUNDPEATS GoFree2は、16.2mmドライバーから繰り出されるサウンドに迫力があり、オープンイヤー型とは思わせないくらい、上質なサウンドを奏でてくれるイヤホンです。また、外部音が聞こえることのメリットも多かったのも事実。外部音を聴くのと、音楽やポッドキャストを聴くというのを両立するなら、オープンイヤー型がおすすめ。
SOUNDPEATS GoFree2は、デザインや音質や装着感も良好で、バランスの取れた完全ワイヤレスイヤホンになっています。オープンイヤー型の入門としては十分すぎるくらいのクオリティでおすすめです。
コメント