Apple Pencilが欲しいけれど、19,980円と高めで、たまにちょっとイラスト作成したり、メモを取ったりする程度の人にとっては高いのも事実です。
今回iPad mini 第6世代用に、STOUCHIのApple Pencil互換ペンを購入してみました。とあるガジェット系YouTuberの方がおすすめされていたのもあって買ったのですが、自分の用途にはあまりフィットしませんでした。
質感や書き心地はとても良い
STOUCHIのペンのクオリティはなかなか高く、言われなければ純正かと見紛う程の出来栄えです。安っぽいプラスチック感はなく、ちゃんとApple Pencil 第2世代に近い質感をしています。
筆者はiPadでノートテイクする際に筆圧検知を利用しないのもありますが、書き心地は純正品とほとんど変わらず、快適にスラスラと書くことができます。ぶっちゃけ、普通の利用において不満はありません。
iPadの側面で充電可能ですが、できないiPad向けに充電ケーブルもついている。替芯なども付属。
ペアリングやスリープのタイミングが早い
個人的に使っていた不満だったのが、ペアリングのタイミングやスリープ状態への移行の早さです。初回のペアリングは、iPadの側面に付けてペンを起動し、iPadのBluetooth接続からペアリングします。
問題は2回目以降で、このペアリングのタイミングがiPadの側面にくっつけると自動的にペンとiPadのペアリングが成立します。ペンをiPadから離したタイミングではないので、iPadの側面にペンをつけていた場合は、一度離してくっつけてから接続する必要があります。
また、スリープ状態への移行も早く、ちょっと書き物をして放置したらすぐに再ペアリングが必要な状態に。机の上に置いた状態のiPadに付けて取り外しては、かなり面倒で、すぐにメモしたいタイミングではイラっとするシーンもありました。
Apple Pencil (USB-C)や第2世代でも良いかも?
個人的な感想としては、少々高くはありますがApple Pencil (USB-C)や第2世代モデルを購入した方が後々不満が少ないかもしれません。
Apple Pencil (USB-C)は側面での充電ができないとはいえ、側面にくっつけるとスリープモードになったり、オートスリープ機能もあり、筆圧検知を利用しないならケーブルが必要なのは充電時以外くらいで、使い勝手は第2世代とそれほど変わらないようです(ぶっちゃけスマホの充電用などでUSB Type-Cケーブルは常に持ち運んでいるので、そこの不便さはない)。
Apple Pencil (USB-C)の新品価格は12,980円、Apple Pencil 第2世代モデルは新品価格19,980円/中古価格約1.2万円です。今回購入したSTOUCHIは3,999円しますし、そのほかも大体3-4,000円くらいします。価格差は少なからずありますが、普段の使い勝手や細かな雨紛の完成度を考えるとAppleの純正ペンの方が快適に使えると思います。
Apple Pencil (USB-C)は以下の動画のレビューが詳しい。
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