M1チップを搭載したMacBook Airを使い始めて、2週間ほどが経過しました。2018年モデルのMacBook Air (2018)からAir (2020, M1)に買い替えました。
MacBook Air (2018)→Air (2020, M1)に買い替え
- 動作が遅い:もたつきや処理落ち
2018年モデルの不満が、動作の遅さ。もちろん、それほど年数が経っているわけではないので、ブログ執筆をしたりレポートや論文を作成するのには、まともに使えます。しかし、M1 MacBook Airと比べると圧倒的に劣るのは確かです。買い替えたら、起動から普段の作業の全てにおいて効率がUPすることは間違いなしです。
そこで、いつ買い換えるか悩んでいたところ、ちょうど学生向けのキャンペーンが開催されており、お安く購入することができました。
MacBook Proにしなかった理由
- 持ち運び重視である
- Proシリーズとしては不完全、ハイエンドモデルがでそう
まずは、持ち運び重視であった点です。自宅にはMac mini(2018)があり、長時間かかるヘビーな作業は、全部そちらに投げることになります。Airの役割は外出先や大学での作業が主になるため、軽さ重視でAirを選びました。
2つ目の理由としては、Proシリーズとしては不完全である点。USB Type-Cポートも2ポートのみですし、CPU自体もAirと変わりません。違いはファンの有無くらい。例えば一台で、CPUパワーをフルに使う長時間の分析したり、家でもデスクトップ代わりにするならProですが、筆者の場合はMac miniがあります。
更に、今後登場予定のM1X(仮)搭載するであろうProのことを考えると、現時点での最高性能がどうしても必要でなければ、Airで十分だと感じています。後に買い換える予定なら、最小構成で様子見でも良いと思います。
動作性能:デスクトップより速い
M1チップの動作性能は圧倒的でした。画面共有をしながらZoomをしても熱くなることはありませんし、簡単な分析であればMac mini(2018, Core i7)よりも早く回ります。計算性能だけでなく、グラフィック性能も上がっているので、計算機用途だけでなく写真編集や画像編集でも利点があります。
1時間以上ガンガンCPUに負荷をかける分析をすると、温かくなってきますが、それも許容範囲内。爆熱すぎて触れないとか、熱くなりすぎて処理落ちするといった状況には遭遇していません。
また、発表会の説明の通り、スリープからの復帰は実質的にiPhoneやiPadと同等。これはあまりメリットがないかなと思っていましたが、実際急に何かをしたいと思ったときに、無駄に待たされることなく、すぐに作業に取りかかれます。
キーボード
バタフライキーボードからMagic Keyboardへの変更に。筆者的は、バタフライキーボードの見た目や薄い打鍵感が好きだったこともあり、最初2時間位は慣れませんでした。キーサイズも少し小さくなった様に感じました。
しかし、クッション性のある打鍵感になったことで指への負担も少なくなり、タイピング音もマシ。それほど時間がかからずに、いつもどおりのタイピングができるようになりました。
バッテリー:iPhoneとかiPadの感覚で使える
バッテリーは、体感でかなり安心感があります。Zoomのミーティングを1時間しても8%くらいしか減りません。さらに、充電を忘れて50%くらいで出かけても余裕があり、バッテリーがすぐなくなるからコンセントを見つけなきゃと焦ることがなくなりました。
総評:ありきたりだけど、すごく良い
ありきたりな感想ですが、既に完成されているMacBook Airに、最後のピースとなる圧倒的なスペックが組み合わさったことで、すごく良いマシンに仕上がっています。
価格も10万円前後と、破格。よほどゴリゴリ動画編集したり、長時間開発や分析を回すヒトでなければ、最小構成のMacBook Airでも十分に恩恵を受けられると思います。
筆者の環境では、アプリも動かないものはなく、ほんとにApple Siliconなんだよね?と疑いたくなるほど快適です。
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