次に登場する「iOS/iPad OS 15.4」において、マスクをした状態でもFace IDが可能になるアップデートが実装されるといったニュースが話題です。これまでは、”Apple Watchを装着している”という条件下でした。しかし、iOS 15.4では、iPhone単体で利用できる様になります。
そのこと自体は非常に便利ですが、もっと嬉しいことが存在します。
現在はFace IDでの解除にApple Watchが必要
皆さんご存知の通り、世間の状況下的にマスクは必須になりました。それに伴って、顔認証しかないiPhoneを使うのには不便な状況に。筆者はTouch IDよりもFace IDの方が、読み取り失敗が少なく、便利だと感じていたのですが、そもそも認証できないならそれ以前の問題です。
しかし、昨年(2021年)に発表されたiOS 14.5で、Apple Watchを装着していれば、マスクしたままでもFace IDが利用できる様になりました。
しかし、iOS15.4ではiPhone 12以降のiPhoneにマスク状態での顔認証が提供されます。
嬉しいこと:Apple Watchに縛られなくなるという利点
一番嬉しいのは、Apple Watchに縛られなくなるということです。Apple Watch自体は便利で、完成度の高いスマートウォッチです。これは疑いようのない事実。
他のメーカーから出ているスマートウォッチ・腕時計にも良いものはたくさんあります。デザイン的に優れたHUAWEI Watch 3、運動やアクティビティ面で詳細な情報をくれるGarminのなど、種類は様々存在します。もちろん、機械式腕時計や電波時計にもカッコいいものは存在します。
しかし、現状、Face IDをApple Watchに人質に取られていると、他の時計を付けよう・買おうという気持ちが全く起きません。Apple Watchをつけていないと、毎回パスコードを入力する必要があり、非常に面倒になってしまいます。
マスク下でもFace IDが使える様になることで、腕時計・スマートウォッチの選択は自由になります。Apple Watchを使いつつ、ずっと試したいと思っていたGarminなども使える様になりそうなので、iOS 15.4の配信がかなり楽しみです。
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