iPhone 13 Pro MaxがLightningケーブルで充電できなくなったので、Apple Care+のエクスプレス交換サービスを利用してみました。本記事では、2022年現在のエクスプレス交換サービスの流れと、iPhoneを充電できなくなったときに、やっておくべきことをまとめます。
問題:iPhone 13 Pro Maxが充電不可に
LightningケーブルでiPhone 13 Pro Maxを充電できなくなるという問題が発生しました。充電器やケーブルを交換しても充電できないという状態。MacやWindows PCと接続しても無反応。
ただ、1日何にも刺さずに放置していると、復活して充電できることがあるという状態。しかし、気まぐれで、しばらく使っているとまた充電できなくなってしまいます。
Qi充電だけは可能な状態でした(このためだけに、Qi充電器を購入しました)。Qi充電を使えば、なんとかなるので、文鎮化という最悪の事態は回避しました。ただし、普段はバッテリーの劣化などを気にして有線充電一択ですし、旅行先などでも有線充電がメインです。ケーブルで充電や、PCとの接続が行えないと不便な部分が多くあります。
まともに利用できないのは困るので、Apple Care+の利点を生かして、修理か交換を検討することにしました。
解決策1:Apple Storeでの対応(修理だけ)
まず、思い浮かんだのが、Apple Storeでの修理または交換です。ちなみに、予約無しに足を運んでも待たされるので、Appleのサポートアプリを利用して、Apple Storeの予約をしておくのが吉。
専用のソフトで一通りチェックされて問題は見られなかったものの、Apple Storeで提案されたのは修理対応でした。修理では、ディスプレイのみそのままで、筐体と基板一式の交換になることが説明されました。しかし、2,3時間待つ必要があること、修理で改善しなかったときの予備用交換機の在庫が店頭にないことから、修理を受けることはやめました。
※:Genius Barの人の話では、iPhone 12以降の製品の場合、Apple Care+に入っていても基本は交換ではなく、修理対応になるようです。
解決策2:Apple Care+のエクスプレス交換を使う
ということで、同じ金額がかからないのであれば、筐体や基板、ディスプレイなどがすべて新品状態になる、エクスプレス交換の方が圧倒的に良さげです。Appleのサポートアプリから問い合わせ、症状を伝え、エクスプレス交換を利用したい旨を伝えます。(Genius Barの人がサポートの履歴を残しておいてくれたのでスムーズでした)
案内では、3~5日程度での発送でしたが(ここが引っかかった部分)、土曜日の午前中に電話したところ、その日の午後にはヤマト運輸で発送されました。配達番号も通知されたので、翌日午前中には受け取り、壊れたiPhoneを返送することができました。
店頭での対応とは異なり、どれくらいの日数かかるのか不明な点が、エクスプレス交換の難点ですが、翌日か翌々日に来るのであれば全く問題なしです。
なお、これらにかかった費用は0円でした。iPhone本体にこちらの過失による故障があった場合は、1万円程度かかるようですが。
iPhoneが文鎮化する前に、やっておくべきこと
- WalletからSuicaの削除
- iCloudへのバックアップ
まずやっておきたいのは、iCloudへのバックアップ。本体のデータやLINEのデータなどをバックアップしておきましょう。充電できずに文鎮化しても、新しいiPhoneが届いたら、そっくりそのまま復元することができます。
次にやっておくべきことは、WalletアプリからSuicaやPASOMOなどの交通系ICカードの削除をして、iCloud上へ一時退避させておくことです(再度Walletアプリから復活可能)。クレジットカード系とは異なり、交通系ICカードは、複数の端末に同じカードをおいておくことができません。そのため、端末の故障時には、いちいちサポートへ問い合わせる必要があり、とても面倒です。
iCloudバックアップは、普段から行っていれば不要なので、むしろこちらを先にすべきかもしれません。
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