最近日本への直送にも対応し、性能の割に安くなってきている「Essential Phone PH-1」を購入してからしばらくの間使用してみました。
質感は極上の手触り
Essentila Phoneを始めに触って思ったのが「極上」の手触り。これまでもMate 10 ProやGalaxy S8、iPhone Xなど数多の質感の高いスマートフォンを手にしてきましたが、その中でもトップクラスの一つ。
セラミックの背面とチタン製のフレームの組み合わせは「ありえんよさのきわみ」ですね。iPhone Xと併用して使うことが多かったのですが、わざわざこの質感を堪能するために、Essential Phoneを無駄に取り出して触る時間が増えた程です。
サイズ感はiPhone Xやhonor 9と変わらない
ノッチは気にならない
ノッチに関してはiPhone Xで慣れたためか全く気にならなくなりましたし、逆にノッチがある方がステータスバーの無駄なスペースがなくなり、ノッチの左右がサブディスプレイで有効活用されている様な気もしています。
アプリによって表示も異なり、ステータスバーが黒くなるアプリもあれば、設定アプリの様にアプリ色に合わせたものになることもあります。
開発者オプションにはノッチの設定もあり、アプリによって表示を変更させる事が可能でした。
ソフトウェアは素のAndroid
ソフトウェアはノッチがあること以外は素のAndroid。普段触っているのがカスタマイズされたEMUI搭載のHuaweiスマホなので、非常に新鮮な気分です。描画は滑らかで余計なアプリケーションが入っていないので快適でした
動作は速いし不満なし
4GB RAMとSnapdragon835を搭載しており、動作に関して不満を感じることは全くありません。
タッチパネルの感度は設定から
タッチパネルの感度についても一時期問題として言及されましたが、感度は設定から変更可能。筆者の個体だけかもしれませんが、スワイプやスクロールの動作などで引っかかったり止まることはなく、十分快適でした。
カメラは進化していっている
1300万画素のカラーとモノクロのセンサーの組み合わせでf/1.85。
カメラ機能に関しては着実にアップデートで追加されている模様で、オートモード、モノクロ、ポートレートモード、その他にもAuto HDRなど機能に関しては発売当初と比べて増えています。
画質に関しても白みがかるものの、まずまずのクオリティで撮影できます。ハイエンドスマートフォンとして見ると画質は弱い気がしますが、5万円と考えると十分なレベルであると思います。
バッテリー持ち
筆者は基本ゲームをしないのでその点は考慮に入れてもらう必要がありますが、朝持ち出してTwitterなどのSNSを使いブラウジングをし、マップを見て、軽く動画視聴をしても30-40%が残るレベルで省電力系統も優秀な印象です。バッテリーは3040mAhですが、持ちは良いほうですね。
技適もあるし今が買い
技術適合認証を取得しており、現在日本国内で合法的に使用できるAndroidリファレンススマートフォンとなっています。
発売当初は価格に対してカメラのクオリティなどが、イマイチな印象がありましたが、今では489.98ドル(約5.4万円)まで値下がりしており、ブラック以外にもグレーやホワイトなども増えて来ています。
質感の良さや性能の高さ、最新のAndroid体験ができると言う点で、一度は触れてみて欲しいスマートフォンですね。
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