以前iPad 第7世代モデルを購入してレビューしましたが、紆余曲折あり、さらに上位モデルに買い換えることに。普段の大学生活では、確実にiPad Air 3(2019)で十分だと思っていたものの、iPad Pro 11インチ(第1世代)モデルを購入しました。
この記事では、なぜ大学生にとってiPad Air 3がベストなのか、そして筆者がiPad Pro 11を買った決め手について紹介していきたいと思います。
大学生・院生が買うのにベストなのは「iPad Air 3」
これは筆者の結論ですが、iPad 第7世代とiPad Pro 11を両方使用して、ほとんどの大学生にとっては2019年発売の現行iPad Air 3で十分だと思っています。
- オシャレなデザイン
- 2-4年は確実に使えるスペック、最新Proと同世代
- リセールバリュー(中古での売却価格)が期待
主にいい点としては上記の3点。デザインに関しては2017年発売のPro 10.5を踏襲しており、薄さ6.1mmと第7世代iPadの7.5mmよりも薄くスタイリッシュ。薄さは結構大事で、見た目や持ったときの感触が全然違います
性能に関しても2018年発売のiPhone XSと同等で最新から1世代前。上位モデルもそれをスペックアップしたA12Zを搭載しています。一方iPad 第7世代は2016年発売のiPhone 7と同じで3世代前、性能としては非常に古いです。
iPad Air 3は、比較的新しいので、まだまだ2年は余裕、バッテリーに問題さえなければ4年も使えそうですが、iPad 第7世代は性能的に古いので、この先どこまで安定して利用できるかに不安が残るところ。
リセールバリューに関しても注目ポイント。基本的に学生はお金がないので安いモデルを選びがちですが、「安物買いの銭失い」にならないように注意。
上でも述べたように、iPad 第7世代の性能はかなり古め。性能的には2018年発売の第6世代とほとんど変わらず、新モデルの登場や今後のアップデート次第で大きく中古の価格を落とす可能性もあり、1年経った頃には中古価格が下落する可能性はあります。
もちろんAir 3に関しても同じですが、上位モデルになればなるほど中古価格は安定することもあり、1年後に大きく価値を落としている可能性は低そう。
筆者的には、もちろん動画編集、写真編集、お絵かき等に利用するならProも選択肢ですが、コストを抑えつつなるべく長期間使用するという選択肢の場合、学生にとっては「iPad Air 3」がおすすめだと思っています。
iPad Pro 11を購入した機能的な決め手
- デザイン
- USB Type-C
- Smart Keyboard Folioのフラット感
Air 3で「使用する」という点では十分ですが、やっぱりProの方が良い点もあります。まず、iPad Pro 11のFace IDに切り替わったオシャレなデザイン。ホームボタンのないスッキリとしたデザインは非常に美しい。
MacBook Proの充電器やハブなどが流用可能になるUSB Type-Cであるのも魅力。Lightning to USB Type-Cケーブルを持っているので、Air 3でも充電器をMacと共用にすることはできるのですが、USB Type-Cハブは、Lightning端子のiPadでは利用できなかったので、外部ディスプレイに移したりなどの使い勝手の幅が広がります。
あと、個人的に気になっていたポイントとしては、Smart Keyboadのデザイン。第7世代やAir用のものはディスプレイを保護するカバー部分にスタンドとキーボード両方の機構がありぶ厚め。一方Pro用のSmart Keyboard Folioは、キーボード部分がカバー、スタンド部分は背面用のカバーになっており見た目の上でシンプルです。
これらの点に関しては、全て「妥協」できる点ではありましたが、購入してよかったと思えるポイントです。
Proへの憧れ、無駄な買い物をしたくなかった
筆者についても普通の大学院生で、特段動画編集などに使わないため、Air 3で十分なはず。しかし購入したのはPro 11。「お前、おすすめしてるのと違うの買ってんねん!」(先に突っ込んでおく)とツッコミが入りそうですが、上記の理由を言い訳にロマンで購入しました
Lightning端子であっても、Air 3がPro 11とデザインが同じであれば、迷いなくAir 3を買っていました。多分Air 3を買っても、ほとんど不満なく使えると思います。むしろ本体価格やSmart KeyboardやApple Pencilなどの価格も安く、トータルで数万円浮いて、そのお金で旅行できるレベルなので、金銭の使い方を考えるとそっちの方が良かったかもしれません。
ただ、やっぱりPro 11シリーズの「オシャレさ」に惚れてしまい、Air 3を買ったところで結局他の理由をこじつけてProを買ってしまいそうだったため、潔く購入することにしました。
最終的には、気分的な面で使用頻度が増え、研究やブログ執筆への効率が上がっているので、ガジェットを使っているワクワク感というところに投資したと思えば安いような気がします。
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